特許
J-GLOBAL ID:200903006112758309
歩行型作業車の操作構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210697
公開番号(公開出願番号):特開平10-053168
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 補助クラッチレバーが手で操作しやすいように、作業者に当たった際にスムーズに作動するようにする。【解決手段】 補助クラッチレバー12を、第1軸芯21aまわりで揺動自在な基端側レバー部分12aと、この基端側レバー部分12aに対して第2軸芯22aまわりで揺動自在な先端側レバー部分12bとで構成してある。先端側レバー部分12bを手で引き下げ操作すると、ストッパー23が先端側レバー部分12bの基端側レバー部分12aに対する下降揺動を規制し、両レバー部分12a,12bが一体になって第1軸芯21aまわりで下降揺動する。先端側レバー部分12bが作業者に当たって押し操作されると、ガイド26が被ガイド部材27に摺接して案内作用し、先端側レバー部分12bが基端側レバー部分12aを第1軸芯21aまわりで揺動させながらスライド移動する。いずれの場合も、基端側レバー部分12aが揺動に伴い、クラッチ操作部30によって主クラッチレバー11をクラッチ入り位置CONから切り側に操作する。
請求項(抜粋):
走行装置への伝動を断接するクラッチレバーを操縦ハンドルから上向きに延出してある歩行型作業車の操作構造であって、操縦ハンドルから下向きに機体横方向の第1軸芯まわりで前後揺動自在に延出する基端側レバー部分と、この基端側レバー部分の遊端側から機体後方向きに機体横方向の第2軸芯まわりで揺動自在に延出する先端側レバー部分とから成り、前記第2軸芯まわりで腰折れ自在な補助クラッチレバーを備え、前記クラッチレバーに押圧作用するクラッチ操作部、および、先端側レバー部分の基端側レバー部分に対する下降揺動限界を設定するストッパーを補助クラッチレバーの腰折れ部に備え、基端側レバー部分と先端側レバー部分とが一体に第1軸芯まわりで揺動する第1操作形態で先端側レバー部分を下降揺動操作できるとともに、この揺動操作に伴って前記クラッチ操作部が前記クラッチレバーをクラッチ入り位置から切り側に切り換え操作するように構成し、かつ、基端側レバー部分が第1軸芯まわりで機体前方側に揺動するとともに補助クラッチレバーが屈曲する第2操作形態で先端側レバー部分を機体前方側に移動操作できるとともに、この移動操作に伴って前記クラッチ操作部が前記クラッチレバーをクラッチ入り位置から切り側に切り換え操作するように構成し、先端側レバー部分に摺動自在に当接して先端側レバー部分の基端側レバー部分に対する上昇揺動限界を設定するとともに先端側レバー部分に前記第2操作形態で移動させるガイドを備えてある歩行型作業車の操作構造。
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