特許
J-GLOBAL ID:200903006118627770

電流検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-013425
公開番号(公開出願番号):特開平11-194141
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 電流の測定範囲の広い、小形で安価な電流検出器を提供する。【解決手段】 検出すべき電流Io が流れる導体Wを囲み、この電流により発生する磁束を通過させる磁気鉄心1の磁気回路の途中に、磁電変換素子2を挿入配置した第1のギャップ14と、磁気鉄心1と異なる透磁率を有する磁気抵抗調整体3を挿入した第2のギャップ15をそなえる。磁気鉄心1の断面積を磁電変換素子2の断面積とほぼ同程度の大きさとし、定格電流の変化による磁気抵抗の調整を第2のギャップの磁気抵抗の変化だけで行わせる。磁気抵抗を変えても、磁電変換素子2を挿入した第1のギャップ14を変化させずギャップの長さLg1 が小さく、磁束を平行に維持することができ、磁気鉄心の断面積を小さく、小形で確実な検出ができる。
請求項(抜粋):
検出すべき電流が流れる導体を囲み、この導体により発生する磁束を通過させる磁気鉄心と、前記磁気鉄心の磁気回路の途中に設けられたギャップと、前記ギャップ内に設置された磁電変換素子とを備えた電流検出器において、前記磁気鉄心の断面積を前記磁電変換素子の断面積とほぼ同じ程度の大きさにし、前記磁電変換素子を挿入してギャップ長さを小さくした第1のギャップと、前記磁気鉄心と異なる透磁率を有する磁気抵抗調整体を挿入し、磁気抵抗調整体に応じたギャップ長さに調整した第2のギャップとを設けたことを特徴とする電流検出器。
IPC (2件):
G01R 15/20 ,  H01F 38/28
FI (2件):
G01R 15/02 B ,  H01F 40/06

前のページに戻る