特許
J-GLOBAL ID:200903006119841473

直接噴射式ディーゼル機関およびその燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-260750
公開番号(公開出願番号):特開平11-093804
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 燃料噴射ノズルを傾斜して取り付ける場合に、各噴孔の傾斜角の相違に伴う噴孔流量のばらつきを抑制し、排気性能や出力性能の低下を回避する。【解決手段】 燃料噴射ノズル1は、吸排気系との干渉等のために、シリンダ軸線に対し傾斜して取り付けられる。ノズルボディ23先端に、5つの噴孔28が設けられているが、各噴孔28のノズル1中心線に対する傾斜角は、キャビティの同一高さ位置を指向するように、傾斜姿勢を考慮して異なっている。噴孔28の傾斜角が大きいと噴孔流量が低下するので、ニードル弁24のリフト時に、ニードル弁24先端部が偏心するように構成し、傾斜角が大きい噴孔28の付近の環状流路の半径方向幅を拡大した。ニードル弁24の偏心による影響で傾斜角の影響が相殺され、各噴孔28の噴孔流量が均一化する。
請求項(抜粋):
ピストン頂面に凹設されたキャビティに対向してシリンダヘッド側に多噴孔燃料噴射ノズルが配置されるとともに、この燃料噴射ノズルが、シリンダの軸線に対し傾斜して取り付けられ、かつ、各噴孔からの噴霧がキャビティの略等しい高さ位置を指向するように、燃料噴射ノズルの傾斜姿勢に対応して、各噴孔の燃料噴射ノズル中心線に対する傾斜角がそれぞれ設定されてなる直接噴射式ディーゼル機関において、ニードル弁のリフト時に該ニードル弁が燃料噴射ノズルの傾斜と反対方向へ偏心するように構成したことを特徴とする直接噴射式ディーゼル機関。
IPC (5件):
F02M 61/10 ,  F02B 23/06 ,  F02M 61/14 310 ,  F02M 61/18 320 ,  F02M 61/18 350
FI (6件):
F02M 61/10 G ,  F02B 23/06 F ,  F02B 23/06 L ,  F02M 61/14 310 A ,  F02M 61/18 320 C ,  F02M 61/18 350 Z

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