特許
J-GLOBAL ID:200903006122702220

潤滑性を向上する塩組成物を含む燃料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-551326
公開番号(公開出願番号):特表2002-504183
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】主要量の炭化水素燃料、および塩を形成する条件下での以下の成分(A)と成分(B)との反応によって生成される少量の潤滑性を改良する量の組成物を含有する燃料組成物:以下の式で表されるカルボン酸またはこの酸の無水物を包含する成分(A):ここで、Rは、2〜30の炭素原子の炭化水素基であり、nは1〜4の範囲の数である;および複素環式芳香族アミンを含有する成分(B)。
請求項(抜粋):
1.主要量の炭化水素燃料、および塩を形成する条件下での以下の成分(A)と成分(B)との反応によって生成される少量の潤滑性を改良する量の組成物を包含する燃料組成物: 以下の式で表されるカルボン酸または該酸の無水物を含有する成分(A): R(COOH)nここで、Rは、2〜30の炭素原子の炭化水素基であり、nは1〜4の範囲の数である;および 複素環式芳香族アミンを含有する成分(B)。2.nが1または2である、請求項1に記載の組成物。3.Rが飽和または不飽和脂肪族炭化水素基である、請求項1に記載の組成物。4.Rが8〜24個の炭素原子を有する、請求項1に記載の組成物。5.(A)が脂肪酸である、請求項1に記載の組成物。6.(A)が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸、カプロレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、炭化水素置換コハク酸または無水物、ココナッツ油脂肪酸、魚油脂肪酸、大豆脂肪酸、トール油脂肪酸、アブラナ油脂肪酸、獣脂油脂肪酸、パーム油脂肪酸、およびこれらの2個以上の混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。7.(A)がトール油脂肪酸である、請求項1に記載の組成物。8.(B)が、ピリジン、ピラジン、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、インドール、イソインドール、プリン、アゾシン、アゼシン、1-(2-アミノエチル)-2-メチル-2イミダゾリン、およびそれらの2個以上の混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。9.(B)が、ピリジン、ピラジン、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、およびそれらの2個以上の混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。10.(B)がイミダゾールである、請求項1に記載の組成物。11.成分(A)1当量当たりの成分(B)0.4当量から過剰の成分(B)までが、成分(A)と成分(B)との間の反応において存在する、請求項1に記載の組成物。12.前記炭化水素燃料がディーゼル燃料である、請求項1に記載の燃料組成物。13.前記ディーゼル燃料が0.5重量%未満の硫黄含有量を有する、請求項12に記載の燃料組成物。14.前記炭化水素燃料がガソリンである、請求項1に記載の燃料組成物。15.主要量の炭化水素燃料、および塩を形成する条件下でイミダゾールとトール油脂肪酸とを反応させることによって生成される少量の潤滑性を改良する量の組成物を含有する、燃料組成物。
IPC (3件):
C10L 1/18 ,  C10L 1/22 ,  C10L 10/04
FI (3件):
C10L 1/18 Z ,  C10L 1/22 B ,  C10L 10/04

前のページに戻る