特許
J-GLOBAL ID:200903006124181678
常温硬化型無機コーティング材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村田 幸雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-261084
公開番号(公開出願番号):特開2000-086934
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 常温で硬化して造膜し、下地の種類を選ばずに使用でき、さらに現場で施工が可能であって、有機物を含有するなどということがない、耐久性、耐熱性などに優れた常温硬化型無機コーティング材を提供する。【解決手段】 水ガラスを原料としたブロッキングケイ酸重合体及びケイ素アルコキシドを原料としたブロッキングアルコキシシラン重合体からなる群から選ばれたものをバインダとして含有することを特徴とする常温硬化型無機コーティング材は、常温で硬化し造膜するため、各種の下地に塗布することができる。特に非耐熱性材料にも使用可能である。また、該コーティング材は、熱処理等の養生をする必要がないので、現場で施工するのに使用できる。該コーティング材には、無機フィラーを配合することにより、有機物を含有しないコーティング膜とすることができ、一旦膜形成されたコーティングは耐久性(例えば、耐熱性、耐候性、耐薬品性など)に優れる。
請求項(抜粋):
(A) 下記第1〜第6工程:(1) 水ガラスを酸でもって中和処理する第1工程、(2) 次いで第1工程を終えた液に、テトラヒドロフラン及び塩を加えて混合処理し、水相とテトラヒドロフランを含む有機相に分相させる第2工程、(3) 第2工程で得られた有機相を脱水処理し、ケイ酸を取得する第3工程、(4) 第3工程で得られたケイ酸をアルコールと反応させて、部分エステル化したケイ酸重合体を形成せしめる第4工程、(5) 第4工程で得られた部分エステル化したケイ酸重合体を部分的に加水分解せしめて、重縮合せしめる第5工程、及び(6) 第5工程で得られた生成物をブロッキング剤で処理し、ブロッキングされたケイ酸重合体を形成せしめる第6工程、からなることを特徴とする水ガラスを原料としたブロッキングケイ酸重合体の取得方法及び(B) 下記第1〜第3工程:(1) ケイ素アルコキシドをアルコール及び水存在下酸でもって処理して部分的に重縮合せしめ、アルコキシシラン重合体を形成せしめる第1工程、(2) 第1工程で得られた生成物を触媒量の酸存在下アルコール及び水でもって処理して部分的に重縮合せしめ、アルコキシシラン重合体を形成せしめる第2工程、及び(3) 第2工程で得られた生成物をブロッキング剤で処理し、ブロッキングされたアルコキシシラン重合体を形成せしめる第3工程、からなることを特徴とするケイ素アルコキシドを原料としたブロッキングアルコキシシラン重合体の取得方法からなる群から選ばれた方法で取得された生成物をバインダとして含有することを特徴とする常温硬化型無機コーティング材。
Fターム (15件):
4J038AA011
, 4J038DL051
, 4J038HA216
, 4J038HA456
, 4J038JC22
, 4J038NA03
, 4J038NA14
, 4J038PA18
, 4J038PB02
, 4J038PB05
, 4J038PB09
, 4J038PC02
, 4J038PC03
, 4J038PC04
, 4J038PC08
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