特許
J-GLOBAL ID:200903006125575351
椅 子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福留 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-329658
公開番号(公開出願番号):特開平8-154773
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 積重ね時に着座部を回動操作することなく、僅かな力で自動的に回動させ得、しかも指を挟む恐れのない水平重ね式の椅子を提供する。【構成】 前脚1aを構成し、背当て10に向けて延びる第1のフレーム1と、後脚2bを構成し、着座部20を載置させるための昇り勾配のサイドフレーム2bを構成する第2のフレーム2と、このフレーム間を連結する第3のフレーム3とを備える。フレーム2を後方へ向けて幅狭に形成し、着座部20の後端部裏面にフレーム3に回動自在に支持するヒンジブラケット21を取付け、サイドフレーム2bの前方部分の表面に着座部を支持するストッパ22を取付ける。その厚みをサイドフレーム2b及び着座部裏面間に指挟みを防止する隙間を形成する程度に設定し、外側に指侵入を防止する縦壁22bを形成する。着座部後端部分が、指挟みを防止する隙間を形成するように、横方向中央部から側方に向けて上方へ曲げられている。
請求項(抜粋):
前脚を構成するように上方へ延び、さらに背後の背当て位置に向けて曲げられてアームレストとして斜め上方へ延びる両側一対の第1のフレームと、後脚を構成するように上方へ延び、さらに着座部を載置させるための前方へ僅かな昇り勾配のサイドフレームを構成するように、前方へ斜めに曲げられて前脚に固定される両側一対の第2のフレームと、両側の前記サイドフレームの後端部分にそれぞれ固定されて前記第2のフレーム間を連結する第3のフレームとを備えると共に、前記第2のフレームを後方へ向けて幅狭に形成し、また前記第1のフレームの後端部間に着座部に対して隙間を置く縦幅の背当てを取付け、前記サイドフレームの形状に対応して形成された前記着座部の後端部裏面に、前記着座部を前記第3のフレームに回動自在に支持するヒンジブラケットを取付け、前記サイドフレームの前方部分の表面に、前記着座部裏面を支持するストッパを取付けると共に、その厚みを前記サイドフレーム及び前記着座部裏面間に指挟みを防止する隙間を形成し得る程度に設定し、また前記ストッパの外側に前記着座部の側面に沿って上方へ延びて指侵入を防止する縦壁を形成し、前記着座部後端部分が、指挟みを防止する隙間を形成するように、前記ヒンジブラケットを取付けられる横方向中央部から側方に向けて徐々に上方へ曲げられている、ことを特徴とする椅子。
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