特許
J-GLOBAL ID:200903006127367306

車両用駆動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-344387
公開番号(公開出願番号):特開平9-158962
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 モータジェネレータをエンジンのスタータとして機能させる車両用駆動装置において、低回転時のオイルポンプの吐出圧を確保しながら高回転時のオイルポンプ駆動損失を低減する。【解決手段】 車両用駆動装置の制御装置は、エンジン1、モータジェネレータ2、変速機4、クラッチ31、プラネタリギヤ30、エンジン駆動のオイルポンプ51、モータジェネレータ駆動のオイルポンプ52を備える。エンジン起動時は、モータジェネレータ駆動のポンプ52吐出圧によりクラッチ31係合圧を確保し、エンジン起動後、エンジン回転の上昇によりポンプ51の吐出圧が十分となったところでポンプ52を停止させて、車両高速走行時の不要な吐出圧の上昇を防ぐ。
請求項(抜粋):
エンジンと、モータジェネレータと、変速機と、前記エンジンにクラッチを介して連結されるとともに、前記モータジェネレータと変速機とに連結されたプラネタリギヤと、を備える車両用駆動装置の制御装置において、前記エンジンに連結された第1のオイルポンプと、前記モータジェネレータに連結された第2のオイルポンプと、前記モータジェネレータにより前記第2のオイルポンプを駆動し、その吐出圧により前記クラッチを係合作動させて、前記エンジンを起動させるエンジン起動制御手段と、エンジン起動後、エンジン出力トルクの反力を前記プラネタリギヤを介して前記モータジェネレータのトルク制御で支持させて車両を発進させる発進制御手段と、車両発進後、前記モータジェネレータの回転変化に関連させて前記第2のオイルポンプの駆動を停止させるオイルポンプ駆動停止手段と、を有することを特徴とする、車両用駆動装置の制御装置。

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