特許
J-GLOBAL ID:200903006134707015

内歯をもつ成形品の成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242769
公開番号(公開出願番号):特開平8-108246
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】内歯をもつ成形品を精度よく成形し、かつ脱型時にカジリの発生を確実に防止可能な成形金型を提供する。【構成・作用】第1、2鋳型1、2によりキャビティCが形成され、タップピン3はキャビティC内に突出可能かつキャビティC内から引込可能に設けられている。タップピン3は周方向に断面半円形状に分割されて第1、2部材31、32により構成され、キャビティC内に突出されるそれぞれの外周面には内歯形成面31a、32aが形成されている。タップピン3はコイルばね4によって常時縮径方向に付勢されている。タップピン3内には突出・引込方向に摺動可能にスライドピン5が設けられており、スライドピン5が突出方向へ摺動すれば、タップピン3はコイルばね4の付勢力に抗してキャビティC内で拡径される。また、スライドピン5が引込方向へ摺動すれば、タップピン3はコイルばね4の付勢力に屈してキャビティC内で内歯形成面31a、32aのねじ溝高さ以上に縮径される。
請求項(抜粋):
キャビティを形成する成形型と、該キャビティ内に突出可能かつ該キャビティ内から引込可能に設けられ、周方向に分割されて外周面に内歯形成面を有するタップピンと、該タップピンを常時縮径方向に付勢する弾性体と、該タップピン内で該突出・引込方向に摺動可能に設けられ、該突出方向への摺動により該タップピンを該弾性体の付勢力に抗して該キャビティ内で拡径し、該引込方向への摺動により該タップピンを該弾性体の付勢力に屈して該キャビティ内で該内歯形成面のねじ溝高さ以上に縮径可能なスライドピンと、を有することを特徴とする内歯をもつ成形品の成形金型。
IPC (5件):
B22C 9/06 ,  B22C 9/10 ,  B22D 17/22 ,  F16B 25/00 ,  F16H 55/17

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