特許
J-GLOBAL ID:200903006139315859

合成ガスからの炭化水素の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177947
公開番号(公開出願番号):特開2000-204050
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 従来技術における問題点、特にフィッシャー・トロプシュ法における生成した懸濁液から触媒を分離する工程の問題点、等を解決することにある。【解決手段】 下記工程a)〜e)からなる、合成ガスから炭化水素を製造する方法、による。a)担持コバルトをベースとする触媒の入っているフィッシャー・トロプシュ反応用の反応器に、H2とCOのモル比(H2/CO)が1〜3の合成ガスを供給する工程、b)該触媒を含む炭化水素液相を、懸濁液の形で反応器から排出させる工程、c)該懸濁液を、温度200〜500°Cで運転中の水素添加分解用反応器に供給する工程、d)蒸気相を水素添加分解用反応器の頭部から排出させ、また重質生成物を含む懸濁液を該反応器の下部から排出させて、それをフィッシャー・トロプシュ反応器に再循環させる工程、及びe)該蒸気相を冷却し、濃縮する工程。
請求項(抜粋):
下記工程a)〜e)からなる、合成ガスから炭化水素を製造する方法。a)担持コバルトをベースとする触媒の入っているフィッシャー・トロプシュ反応用の反応器の下部に、実質的に水素と一酸化炭素とからなり、それらのモル比(H2/CO)が1〜3の合成ガスを連続的に供給する工程、b)該触媒を含む炭化水素液相から実質的になるフィッシャー・トロプシュ反応生成物を、懸濁液の形で反応器から連続的に排出させる工程、c)該フィッシャー・トロプシュ反応生成物を、水素の流れと共に、200〜500°Cの温度で運転中の水素添加分解用反応器に供給する工程、d)実質的に軽質炭化水素からなる蒸気相を水素添加分解用反応器の頭部から排出させ、また重質生成物を含む懸濁液を該反応器の下部から排出させて、それをフィッシャー・トロプシュ反応器に再循環させる工程、及びe)水素添加分解用反応器から出てくる該蒸気相を冷却し、濃縮する工程。
IPC (5件):
C07C 1/04 ,  B01J 23/648 ,  C07C 9/14 ,  C07C 9/22 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 1/04 ,  C07C 9/14 ,  C07C 9/22 ,  C07B 61/00 300 ,  B01J 23/64 102 M
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Status Review of Fischer-Tropsch Slurry Reactor Catalyst/Wax Separation Techniques(DOE Report), 1991, p.1-58

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