特許

J-GLOBAL ID：200903006146994699

電磁式燃料噴射弁

発明者： 武田 英人
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 服部 雅紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-321837
公開番号（公開出願番号）：特開平5-157023
出願日： 1991年12月05日
公開日（公表日）： 1993年06月22日
要約：

【要約】【目的】 高剛性で製作容易かつ小型軽量化可能であって噴射量特性が変化しにくい電磁式燃料噴射弁を提供する。【構成】 燃料噴射弁20は、ほぼ均一な肉厚をもつハウジング26内に軸方向に固定鉄心21、可動鉄心25、弁部材27および弁本体29が収納される。固定鉄心21の外周に設けられた電磁コイル33に通電すると、圧縮コイルスプリング28の付勢力に抗してシート部27aが弁座30から離間することで噴射孔31が開かれる。ハウジング26の外周面26aには、円周方向に120°間隔に3個の凹部48が形成され、隣合う各凹部48の間に凸部49が形成される。凹部48および凸部49を連結する軸方向に延びる側壁50は、ハウジング26のリブとして作用し、ハウジング26の剛性を高めている。

請求項（抜粋）：

往復動可能な弁部材と、前記弁部材を軸方向に摺動可能な案内孔と前記弁部材の当接可能な弁座部と噴射孔とを有する弁本体と、前記弁部材を軸方向に移動させ、前記噴射孔を開閉可能な電磁アクチュエータの可動部材と、少なくとも前記弁部材、前記弁本体、および前記可動部材を収容するほぼ均一な肉厚のハウジングと、このハウジングの軸方向中間外周部に部分的に形成される凹部であって、前記弁部材または前記可動部材を摺動可能に案内する内壁を有する凹部とを備えたことを特徴とする電磁式燃料噴射弁。