特許
J-GLOBAL ID:200903006147165645

光磁気記録媒体およびその記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-279048
公開番号(公開出願番号):特開平6-131722
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】高記録密度で安定してオーバーライトを行なうことができかつ良好な再生信号を得られる光磁気記録媒体と、その記録方法を提供する。【構成】周囲温度をT<SB>RT</SB>とし、T<SB>RT</SB><T<SB>3</SB><T<SB>1</SB><T<SB>2</SB>としたとき、?@磁性層1と磁性層3が交換結合し、?AT<SB>RT</SB>では磁性層3は所定の磁化状態に配向しかつ磁性層1は独立に任意の磁化状態に配向し、?B昇温過程において温度がT<SB>1</SB>以上になったときに、磁性層1が交換力による結合が安定な状態に配向し、?C昇温過程において温度がT<SB>2</SB>以上になったときに、磁性層3の磁化状態が反転し、?D冷却過程において温度がT<SB>3</SB>以下になったときに、磁性層3が昇温前の最初の磁化状態に配向し、磁性層1は直前の磁化状態を保持する、を全て満たす光磁気記録媒体。記録時には、T<SB>2</SB>以上に加熱した領域の少なくとも一部をT<SB>3</SB>以下に冷却しそののちT<SB>1</SB>以上に加熱する。
請求項(抜粋):
少なくとも第1および第2の磁性層が積層された光磁気記録媒体において、次の5条件、?@前記第1および第2の磁性層が相互に交換結合している、?A周囲温度において、前記第2の磁性層は所定の磁化状態に配向し、かつ前記第1の磁性層は前記第2の磁性層とは独立に任意の磁化状態に配向している、?B前記光磁気記録媒体の昇温過程において、温度が前記周囲温度より高い第1の温度T1以上になったときに、前記第1の磁性層が前記第2の磁性層との交換力による結合が安定な状態に配向する、?C前記光磁気記録媒体の昇温過程において、温度が前記第1の温度T1より高い第2の温度T2以上になったときに、前記第2の磁性層が前記所定の磁化状態とは異なる磁化状態に配向する、?D前記光磁気記録媒体の冷却過程において、温度が周囲温度より高く前記第1の温度T1より低い第3の温度T3以下になったときに、前記第2の磁性層が前記所定の磁化状態に配向し、前記第1の磁性層は前記第2の磁性層とは独立に直前の磁化状態を保持する、を全て満たすことを特徴とする光磁気記録媒体。

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