特許
J-GLOBAL ID:200903006148793925

蝋組成物、その蝋組成物を被覆した紙容器およびその紙容器の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-013432
公開番号(公開出願番号):特開平6-280190
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 標準的再パルプ化条件のもとで再生しうる蝋被覆紙容器およびその容器の再生方法、さらにその紙容器の被覆に使用される蝋組成物を提供する。【構成】 紙容器は特殊な蝋組成物で被覆される。この蝋組成物は、特定のワックスと特定の脂肪酸30%以下とを含む。利用されるワックスは、その融点が華氏130〜160度前後であり、また融点より華氏10度高い温度における粘度が10〜200センチポアズ前後である。また、このワックスは炭素原子数が約20〜45の範囲にある複数種のパラフィンの混合物であり、これらパラフィンのうち60重量%以上が炭素原子数約25〜32のパラフィンである。利用される脂肪酸は、炭素原子数が8〜22の飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸である。
請求項(抜粋):
紙製品コーティング用の蝋組成物であって、この蝋組成物は、(ア)融点が華氏約130〜160度で、かつこの融点より華氏10度高い温度における粘度が約10〜200センチポアズであるワックスと、(イ)炭素原子数が約8〜22である飽和または不飽和脂肪酸約30重量%以下とを含み、(ウ)前記ワックスは炭素原子数が約20〜45の範囲にある複数種のパラフィンの混合物であり、(エ)前記パラフィンのうち約60重量%以上が炭素原子数約25〜32のパラフィンであることを特徴とする蝋組成物。

前のページに戻る