特許
J-GLOBAL ID:200903006148858644

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星宮 勝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-081644
公開番号(公開出願番号):特開2002-208111
出願日: 2001年03月21日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 磁極部分より発生される、記録媒体の面に垂直な方向の磁界を大きくすることができ、且つ記録密度を向上させることができるようにする。【解決手段】 薄膜磁気ヘッドは、第1の磁性層8および第2の磁性層14と、第1の磁性層8と第2の磁性層14との間に設けられたギャップ層9と、一部が第1の磁性層8および第2の磁性層14の間に設けられた薄膜コイル10とを備えている。第2の磁性層14は、磁極部分層14Aとヨーク部分層14Bと連結部14Cとを有している。ヘッドは更に、磁極部分層14Aのギャップ層9とは反対側に設けられた非磁性層15を備えている。ヨーク部分層14Bは磁極部分層14Aの後端面に接続され、その接続面を含む断面において、ヨーク部分層14Bの厚みは磁極部分層14Aの厚みよりも大きい。
請求項(抜粋):
記録媒体に対向する媒体対向面と、記録媒体の進行方向の前後に所定の間隔を開けて互いに対向するように配置された磁極部分を含むと共に、前記媒体対向面から離れた位置において互いに磁気的に連結された第1および第2の磁性層と、非磁性材料よりなり、前記第1の磁性層と第2の磁性層との間に設けられたギャップ層と、少なくとも一部が前記第1および第2の磁性層の間に、前記第1および第2の磁性層に対して絶縁された状態で設けられた薄膜コイルとを備え、前記第2の磁性層は、磁極部分を含み、媒体対向面における幅がトラック幅を規定する磁極部分層と、前記磁極部分と前記第1の磁性層とを磁気的に接続するヨーク部分層とを有し、更に、前記磁極部分層の前記ギャップ層とは反対側の面の全面に接する非磁性層を備え、前記ヨーク部分層は、前記磁極部分層の媒体対向面とは反対側の端面および幅方向の両側面のうちの少なくとも一部において、前記磁極部分層に対して磁気的に接続され、前記ヨーク部分層と前記磁極部分層との接続面を含む断面において、前記ヨーク部分層の厚みは前記磁極部分層の厚みよりも大きいことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
FI (3件):
G11B 5/31 C ,  G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 K
Fターム (10件):
5D033AA05 ,  5D033BA07 ,  5D033BA12 ,  5D033BB43 ,  5D033CA01 ,  5D033DA03 ,  5D033DA04 ,  5D033DA07 ,  5D033DA08 ,  5D033DA31
引用特許:
審査官引用 (12件)
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