特許
J-GLOBAL ID:200903006150412009

テープ巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030523
公開番号(公開出願番号):特開平5-229707
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 テープ巻取り時のテープ張力の制御を数値制御により行なう場合に、テープ張力の測定値に応じた数を張力制御用の張力数値に変換する関数式あるいはテーブルの校正を簡単かつ迅速に行なうことができる。【構成】 まずT0キー30Aを押すことにより校正モードに入る。この時、原点検出スイッチ27によりテンションアーム23が原点にあることを確認する。もし検出スイッチ27により原点を確認した時点でカウンタ19の内容をリセットし、校正モードに入る(図1(a) )。次に、図1(b) に示すように20gの重りを用いてテンションアーム23を20gの位置まで移動させ、T1キー30Bを押してこの位置を表わすカウンタ値を記憶させる。同様にして図1(c) に示すように40gの重りを用いてテンションアーム23を移動させ、T2キー30Cを押してそのときカウンタ値を記憶させ(図1(c) )、最後にSet キー30Dを押して上記記憶されたカウンタ値を確定し、校正モードから制御モードに復帰させる。
請求項(抜粋):
供給リールから送出されたテープが巻取リールに巻取られるまでの間の該テープが走行する所定位置で該テープの張力を測定し、この測定値を適切な関数もしくはテーブルによりデジタル数値に変換し、このデジタル数値に基づいて前記2つのリールのうち少なくとも一方の回転トルクを制御するテープ巻取装置において、前記テープの張力の測定値を適切なデジタル数値に変換する関数式もしくはテーブルを記憶しておく記憶部と、前記テープに所定の基準張力が与えられたときの前記測定値を所定のメモリに格納し、このメモリに格納された測定値に基づいて、前記記憶部に記憶された関数式もしくはテーブルを校正する演算手段と、該演算手段を制御モードから校正モードに切り替える第1のスイッチ、前記テープに所定の基準張力を与えた際にその際の前記測定値を前記所定のメモリに記憶せしめるよう前記演算手段に指示する第2のスイッチ、および前記演算手段を校正モードから制御モードに切り替える第3のスイッチを配設された操作手段とを備えてなることを特徴とするテープ巻取装置。

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