特許
J-GLOBAL ID:200903006157540347

エミュレーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129294
公開番号(公開出願番号):特開2000-322269
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 ホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令の実行ステップ数やコードサイズを削減可能にする。【解決手段】 例外発生状態検出手段104によってホストプロセッサで実行可能な機械語命令形式に変換された一連の命令列を一括実行しているときに発生したと判断された場合に、ターゲットプロセッサ用プログラムのアドレスとホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に変換された一連の命令列のアドレスとを関連付け、ホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に最適に変換されたときの最適化処理によって更新が省略されたターゲットプロセッサのコンテキストを管理させ、最適化処理によって更新が省略されたターゲットプロセッサのコンテキストを復元させる。
請求項(抜粋):
あるアーキテクチャのターゲットプロセッサ用に記述されたターゲットプログラムを、別のアーキテクチャのホストプロセッサ上でエミュレートするエミュレーションシステムにおいて、ターゲットプロセッサ用に記述されたターゲットプログラムの機械語命令を1命令ずつ翻訳・実行したり、ホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に最適に変換された一連の命令列を一括実行する命令翻訳・実行手段と、該命令翻訳・実行手段によってエミュレートしているとき発生する例外を捕らえる例外捕捉手段と、該例外捕捉手段によって捕捉された例外が、ターゲットプロセッサ用に記述されたプログラムの機械語命令を1命令ずつ翻訳・実行しているときに発生したものか、ホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に最適に変換された一連の命令列を一括実行しているときに発生したものかを判断する例外発生状態検出手段と、該例外発生状態検出手段によってホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に最適に変換された一連の命令列を一括実行しているときに例外が発生したと判断された場合に、ターゲットプロセッサ用プログラムのアドレスとホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に変換された一連の命令列のアドレスとを関連付けるアドレス変換手段と、前記ホストプロセッサで直接実行可能な機械語命令形式に最適に変換されたときの最適化処理によって更新が省略されたターゲットプロセッサのコンテキストについて管理する最適化処理管理手段と、前記最適化処理によって更新が省略されたターゲットプロセッサのコンテキストを復元する最適化処理復元手段と、前記ターゲットプロセッサの例外ハンドラをエミュレートしている例外ハンドル部に例外を通知する例外通知手段とを備えたことを特徴とするエミュレーションシステム。

前のページに戻る