特許
J-GLOBAL ID:200903006157929171

スロットルボディおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328290
公開番号(公開出願番号):特開平10-169473
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 樹脂材料が熱膨張または収縮する際の異方性による不具合を解消し、軽量かつ安価なスロットルボディを提供する。【解決手段】 スロットル弁を取り囲むスロットルボディ10の外周壁に凸状の段部11aからなる段差部11が形成されている。スロットルボディ10は樹脂材料で成形されており、樹脂材料中に強度を強化するためのガラス繊維またはカーボン繊維が混入されている。段部11aに対応する成形型の位置には凹部が形成されており、この凹部を通過する際に樹脂材料の流れが乱され混入している繊維材料の配向がランダムに乱れる。繊維材料の配向のランダムな乱れは、段差部11の形成されたスロットルボディ10の円周上に統一して発生している。したがって、スロットルボディ10が熱膨張または収縮する際に等方性を示すので、スロットル弁の外周縁とスロットルボディ10の内壁とで形成するクリアランスのばらつきを防止することができる。
請求項(抜粋):
吸気通路を形成し、前記吸気通路の流体流量を調節する弁部材を前記吸気通路に収容する樹脂製のスロットルボディであって、前記弁部材を取り囲む前記スロットルボディの壁部は、温度変化による前記弁部材の形状変化に対応して変形するように樹脂材料の配向を制御して成形されていることを特徴とするスロットルボディ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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