特許
J-GLOBAL ID:200903006158686663

鋼と軽金属から成る接合車体部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-573884
公開番号(公開出願番号):特表2002-526313
出願日: 1999年08月12日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】本発明は、少なくとも1つの鋼要素(2)と少なくとも1つの特に面積の広い軽金属要素(1)とから成る接合車体部品に関する。この鋼要素(2)に対する少なくとも1つの接合領域(3)が、この軽金属要素(1)の縁領域に沿って形成されていて、この接合領域(3)の少なくとも一部が、その取付け位置でこの鋼要素(2)に割当てられた領域上でフランジ状に平面状に重なり合い、かつ、軽金属要素(1)と鋼要素(2)が、このフランジ状に重なり合った領域(3)でレーザービーム接合を用いて互いに直接接合されて固定されていることによって、この接合車体部品はさらに発展する。例えば、車両のドアやカバーの敷居としての屋根領域内、及び被覆部や内装の領域内の接合車体部品の構造を説明する。
請求項(抜粋):
【請求項01】 少なくとも1つの鋼要素(2)と少なくとも1つの特に面積の広い軽金属要素(1)とから成る接合車体部品において、 この鋼要素(2)に対する少なくとも1つの接合領域(3)が、この軽金属要素(1)の縁領域に沿って形成されていて、この接合領域(3)の少なくとも一部が、その取付け位置でこの鋼要素(2)に割当てられた領域上でフランジ状に平面状に重なり合い、かつ、軽金属要素(1)と鋼要素(2)が、このフランジ状に重なり合った領域(3)でレーザービーム接合を用いて互いに直接接合されて固定されていることを特徴とする接合車体部品。 【請求項02】 軽金属要素(1)と鋼要素(2)は、フランジ状に重なり合った領域内でほぼ平面状に接触していることを特徴とする請求項1に記載の接合車体部品。 【請求項03】 軽金属要素(1)は、基本的に剛性機能なしか又は僅かな剛性機能しか有さない構造部品であることを特徴とする請求項1に記載の接合車体部品。 【請求項04】 鋼要素(2)は、接合車体部品の領域内に配置されていて、この領域は、別の隣接する車体構造部品(8)に接合するために設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項05】 鋼要素(2)は、接合車体部品の縁領域に沿って隣接する車体構造部品と共に溶接されていることを特徴とする請求項4に記載の接合車体部品。 【請求項06】 鋼要素(2)と軽金属要素(1)との溶接は、最終の取付け前にある製造区間中に実施可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項07】 鋼要素(2)と軽金属要素(1)との間の接合線が、ほぼ平面状に延在していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の接合構成部品。 【請求項08】 鋼要素(2)と軽金属要素(1)との間の接合線の少なくとも一部が、空間的に湾曲して延在していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項09】 接合車体部品は、主に車体の屋根要素を形成する軽金属要素(1)であり、かつその縁側に沿って配置されてその車体の側面部品に直接固定可能な鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項10】 鋼から形成されたアダプター要素(5)が、側面部品(8)と屋根要素(1)との間に配置されていて、このアダプター要素(5)は、一方の側面でこの屋根要素(1)に接合されていて、他方の面でこの側面部品(8)に接合されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項11】 接合車体部品は、主に車体のスペアホイール用の凹部を形成する軽金属要素(1)を有し、かつこの軽金属要素(1)に接合して配置された鋼製の床を鋼要素(2)として有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項12】 接合車体部品は、主に車体の後部窓月型を形成する1つの軽金属要素(1)を有し、かつその縁側に沿って配置された複数の鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項13】 接合車体部品は、主に車体のドアやカバー等の内側パネルを形成する1つの軽金属要素(1)を有し、かつその縁側に沿って配置された複数の鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項14】 鋼要素(2)は、ドアやカバー等のロック箇所(6)又は蝶番箇所(7)の領域内に配置されていることを特徴とする請求項13に記載の接合車体部品。 【請求項15】 接合車体部品は、主に車体の車輪ハウジングの内側部分及び外側部分又は内側部分若しくは外側部分を形成する軽金属要素(1)を有し、かつその固定側に沿って配置された鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項16】 接合車体部品は、主に車体の敷居の外側パネルを形成する軽金属要素(1)を有し、かつそのフレーム側に沿って配置された鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項17】 接合車体部品は、主に車体の後部パネル部品を形成する1つの軽金属要素(1)を有し、かつその側面側に配置された複数の鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。 【請求項18】 接合車体部品は、主にチャイルドシートを形成する軽金属要素(1)を有し、かつこのチャイルドシートを鋼製のフレームに固定するためにこのチャイルドシートに配置された鋼要素(2)を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の接合車体部品。
IPC (9件):
B62D 25/02 ,  B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  B60J 5/04 ,  B62D 25/08 ,  B62D 25/16 ,  B62D 25/20 ,  B62D 43/10 ,  B23K103:18
FI (10件):
B62D 25/02 A ,  B23K 26/00 310 G ,  B23K 26/00 310 N ,  B60J 5/04 Z ,  B62D 25/08 G ,  B62D 25/16 B ,  B62D 25/16 E ,  B62D 25/20 F ,  B62D 43/10 ,  B23K103:18
Fターム (12件):
3D003AA04 ,  3D003BB02 ,  3D003CA17 ,  3D003CA36 ,  3D003CA40 ,  3D003CA58 ,  4E068BF00 ,  4E068DA00 ,  4E068DA14 ,  4E068DB01 ,  4E068DB04 ,  4E068DB05

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