特許
J-GLOBAL ID:200903006159781015

ガスタービン用マルチノズル形燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138513
公開番号(公開出願番号):特開平8-312377
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明はマルチノズル形ガスタービン用の燃焼器に関し、特にパイロットノズルを取り囲むメインノズルグループの燃料切替を円滑に行なえるようにしたものである。【構成】 マルチノズル形燃焼器におけるパイロットノズル,第1および第2メインノズルグループへの各燃料供給量を制御出力信号(CSO)に応じて分配する燃料供給制御系が、増負荷時には、第1の中間出力Q1まで漸増させていた第1メインノズルグループへの燃料供給量を、ここで第2メインノズルグループへの燃料供給開始に伴い、その増加分に見合うだけ一部カットするようにして、滑らかな燃料切替を行ない、減負荷時にはQ1よりも低い第2の中間出力Q2で逆の燃料切替を行なう制御特性を有している。この制御特性のヒステリシスのため、上記中間出力近傍でのハンチングが防止される。
請求項(抜粋):
パイロットノズルと、同パイロットノズルの近傍にそれぞれ設置された複数のメインノズルからなる第1メインノズルグループおよび第2メインノズルグループとをそなえたガスタービン用マルチノズル形燃焼器において、上記のパイロットノズル,第1メインノズルグループおよび第2メインノズルグループへの各燃料供給量を制御出力信号に応じて分配するように制御する燃料供給制御系が設けられ、同制御系が、上記燃焼器の作動初期から所定の第1中間出力までは上記第1メインノズルグループへの燃料供給量を漸増させ、上記第1中間出力への到達時に上記第2メインノズルグループへの燃料供給を開始するとともに同第2メインノズルグループへの燃料供給分に見合うだけ上記第1メインノズルグループへの燃料供給量を減少させ、その後最大出力までは上記第1および第2メインノズルグループへの各燃料供給量を漸増させる増負荷制御特性をそなえ、かつ、高負荷状態からの減負荷時には上記第1中間出力よりもやや低い所定の第2中間出力までは上記第1および第2メインノズルグループへの各燃料供給量を漸減させ、上記第2中間出力への到達時に上記第2メインノズルグループへの燃料供給量を停止するとともに同第2メインノズルグループへの燃料供給停止時の燃料減少分に見合うだけ上記第1メインノズルグループへの燃料供給量を増加させ、その後出力ゼロまでは上記第1メインノズルグループへの燃料供給量を漸減させる減負荷制御特性をそなえたことを特徴とする、ガスタービン用マルチノズル形燃焼器。
IPC (3件):
F02C 9/34 ,  F23R 3/28 ,  F23R 3/46
FI (3件):
F02C 9/34 ,  F23R 3/28 D ,  F23R 3/46
引用特許:
審査官引用 (2件)

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