特許

J-GLOBAL ID：200903006161994620

冷間鍛造用肌焼鋼

発明者： 安木 真一 ,  松島 義武
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 小谷 悦司 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-163017
公開番号（公開出願番号）：特開平11-012684
出願日： 1997年06月19日
公開日（公表日）： 1999年01月19日
要約：

【要約】【課題】 球状化焼鈍処理の迅速化が達成されて製造コストの低減が可能であり、且つ冷間鍛造性に優れ、必要によって耐摩耗性をも向上させた冷間鍛造用肌焼鋼を提供する。【解決手段】 (フェライト+パーライト)の面積率が75%以上であり、且つフェライトの平均粒径が40μm以下、およびパーライトの平均粒径が30μm以下である。また必要によって化学成分組成を調整すると共に、合金元素の関数として表される変形抵抗係数σeq、割れる発生加工率係数UL、耐摩耗性係数F(wear)等が、下記(1)〜(3)式を満足する様に調整する。 σeq=C+0.5Si+0.2Mn+3.0P+0.3Cr+0.3Mo+0.1V+0.1Ti+0.1Nb <1.0 ...(1) UL=C+0.2Si+0.2Mn+0.2Cr+0.2Mo+2.0P+2.0S+0.1V+0.1Ti+0.1Nb<0.7 ...(2) F(wear)=Si+0.2Cr+0.4Mo+V>0.4 ...(3)

請求項（抜粋）：

(フェライト+パーライト)の面積率が75%以上であり、且つフェライトの平均粒径が40μm以下、およびパーライトの平均粒径が30μm以下であることを特徴とする冷間鍛造用肌焼鋼。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/46 ,  C22C 38/60

FI (3件)：

C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/46 ,  C22C 38/60