特許
J-GLOBAL ID:200903006164799119
複合炭化物及びそれを用いた超硬合金の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178525
公開番号(公開出願番号):特開平11-021119
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 微細一次結晶を有し超硬合金焼結中の収縮率の調整可能なWC系複合炭化物粉末および超硬合金を製造する。【解決手段】 原料粉末として1.0〜7.0μmの平均粒径を有するW粉末,C粉末の5〜7重量%,金属クロム又は醸化クロム又はクロムを含有する無機或るいは有機化合物のいづれかを炭化物に金属クロムとして,0.2〜2.5重量%,さらに必要な場合はTa,V,Mo,Nb.Zrの1種又は2種以上の酸化物又は金属又は炭化物粉末を0.2〜3.5%,これらの金属粉末炭素粉末,酸化物粉末,無機或るいは有機化合物粉末を配合し,混合し,ついでこの混合粉末を水素気流中又は窒素やアルゴンなどの不活性雰囲気中又は真空中で1200〜1700°Cで炭化を行い,WC粒子にクロムの拡散相を形成せしめることにより微細一次結晶粒を有するフィッシャー(Fsss)法による平均粒径が1.0μm以上のWC系複合炭化物粉末から高硬度でかつ高強度の1μm以下のWC相微細組織を有し,収縮率が16.7%以上,20%未満の超硬合金を製造する。
請求項(抜粋):
クロムを0.2〜2.5重量%の範囲で含有する微細一次結晶からなる炭化タングステンによって構成されるWC系複合炭化物であって,フィッシャー(Fsss)法による平均粒径が1μm以上で,X線回折によるWC結晶の211面(JCPDSカード25-1047,d:0.9020)の半値幅をY,Fsss法による粒径をXとした場合,Y>0.61-0.33log(X)の関係式を満たし,超硬合金を製造した場合の収縮率が16.7%以上20%未満であることを特徴とする複合炭化物。
IPC (4件):
C01B 31/34
, B23P 15/28
, C04B 35/56
, C22C 1/05
FI (4件):
C01B 31/34
, B23P 15/28 Z
, C22C 1/05 H
, C04B 35/56 U
引用特許:
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