特許
J-GLOBAL ID:200903006165246431

車両用シート構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288574
公開番号(公開出願番号):特開平5-123229
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 発泡ウレタンの厚さ寸法を大きくするようなことなしに、シートバックの腰椎支持部の腰椎支持力を向上させる。【構成】 ブロー成形によって成形されたシートバックフレーム2の腰椎支持部位に凹陥部6を形成し、この凹陥部6内にシートバック1前面側に向って凸状となるような湾曲状態とされた板バネ部材9を配設する。板バネ部材9の下端部を支軸10によってシートバックフレーム2に連結し、上端部をガイドピン7にガイドされながら上下移動自在となるように支持する。ガイドピン7にコイルスプリング8を巻設して板バネ部材9の上端部に下方への付勢力を与える。これにより、板バネ部材9のコイルスプリング8の付勢力に抗する変形によって腰椎支持部5の弾性力及び腰椎支持力を十分に得ることができる。
請求項(抜粋):
シートバックの内部に配設されたシートバックフレームの腰椎支持部位に、板状弾性体が前記シートバックの前面側に向って凸状となるような湾曲状態で配設されており、この板状弾性体は、その一端縁が前記シートバックフレームに連結されている一方、他端縁が前記シートバックフレームに配設されたガイド手段によって移動自在に支持され、この移動に伴って前記湾曲状態が変化してシートバックの前面側への突出量が変化自在とされており、この板状弾性体の他端縁には、該板状弾性体をシートバック前面側への突出量が大きくなる方向へ湾曲させるような付勢力を与える付勢手段が連繋されていることを特徴とする車両用シート構造。

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