特許
J-GLOBAL ID:200903006180108380

画像復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251337
公開番号(公開出願番号):特開平9-093580
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 隣接するブロック間において、ブロック歪みを視覚的に目立たない範囲で除去しつつ原画像の再現性を向上する。【解決手段】この画像復号化装置の歪み判定部8は、可変長符号化した画像データが可変長符号デコード部2、逆量子化部3および逆直交変換部4などによりブロック単位に復号化されたとき、隣り合うブロックに対して、ブロック境界に沿った互いの画素間一つ一つの差dを求め、それぞれを加算してその総和sdを求めると共に、各ブロック境界に沿った各画素の境界方向の高周波成分の総和HP1、HP2 と、互いの高周波成分差の絶対値[HP1-HP2 ]を求め、それぞれ求めた高周波成分差[HP1-HP2 ]と画素間差の総和sdとを、予め個々に対して設定されているしきい値Tsd、Thpと比較して、互いがしきい値Tsd、Thpよりも大きい場合のみブロック歪み発生と判定し歪み除去部9に歪みを除去させる。
請求項(抜粋):
(n×m)の画素群を1ブロックとして圧縮符号化した画像データを復号化する画像復号化装置において、前記圧縮符号化した画像データをブロック単位に復号化する復号化手段と、前記復号化手段により復号化された画像データの隣り合うブロックに対して、ブロック境界に沿った隣接する画素一つ一つのレベル差を算出し、それぞれのレベル差を加算して画素間レベル差の総和を求める手段と、前記ブロック境界に沿ったそれぞれのブロックの複数の画素について、境界ライン方向の高周波成分の総和を算出し、さらに隣り合うブロック間の高周波成分差を求める手段と、前記求められた高周波成分差と前記画素間レベル差の総和とを、予め個々に設定されているしきい値と比較して、互いがしきい値よりも大きい場合、ブロック境界に視覚的に目立つ歪みが発生しているものと判定する歪み判定手段と、前記歪み判定手段により歪みが発生しているものと判定されたブロック境界の画素レベル間差を小さくするように画像データを補正する歪み除去手段とを具備したことを特徴とする画像復号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/30 ,  H03M 7/30 ,  H04N 1/41
FI (3件):
H04N 7/133 Z ,  H03M 7/30 A ,  H04N 1/41 B

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