特許
J-GLOBAL ID:200903006189646430

流体軸受ユニットのための改良されたシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187401
公開番号(公開出願番号):特開平9-042298
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 動圧流体軸受ユニットのための改良されたシールを提供する。【解決手段】 軸12′に固定されシールリング104とスラストプレート30との間に規定される1対の間隔のあけられた流体ジャーナル軸受の外側に放射状に延びるシールリング104を含む。シールリング104はスリーブ14′の隣接するラジアルおよび軸部分に隣接して面する。環状テーパ毛管シールがシールリング104の分岐する外部壁表面とスリーブ14′の隣接する軸部分との間に規定される。閉込めリング108はテーパ毛管シールの開口部に隣接するシールリング104のラジアル壁部分を囲むようスリーブ14′から延び、潤滑剤の逃げを防ぐために軸12′に向かって開く第2の閉込めシールを形成する。潤滑剤は環状テーパ毛管シール内にあり、回転のないときには毛管力によって、軸とスリーブとの間の相対的な回転があるときには遠心力によって定位置に保たれる。
請求項(抜粋):
軸と、前記軸上に回転可能に配置され前記軸と協働して1対の間隔のあけられた流体ジャーナル軸受を規定するスリーブと、前記スリーブで第1の流体スラスト方向軸受を形成するように前記軸に固定される環状軸スラストプレートと、前記スリーブに固定される頂部プレートを備える第2の流体スラスト方向軸受とを含む流体軸受ユニットのための改良されたシールであって、前記軸受ユニットは流体軸受潤滑剤で満たされ、前記改良されたシールは前記流体軸受潤滑剤を入れるためのものであって、前記軸に固定され、前記シールリングと前記スラストプレートとの間に規定される前記1対の間隔のあけられた流体ジャーナル軸受の外部に放射状に延びるシールリングを含み、前記シールリングは前記スリーブの隣接する半径および軸部分に隣接して面し、さらに前記シールリングの、分岐する外側壁表面と前記スリーブの前記隣接する軸部分との間に規定される環状テーパ毛管シールと、前記テーパ毛管シールの開口部に隣接する前記シールリングの放射状の壁部分を囲むよう前記スリーブから延び、前記流体軸受潤滑剤の逃げを防ぐために前記軸に向かって開く第2の閉込め封入手段を形成する閉込めリング手段とを含み、前記流体潤滑剤は環状テーパ毛管シール内に据えつけられ、回転のないときには毛管力によって定位置に保たれ、前記軸と前記スリーブとの間に相対的な回転があるときには、毛管力および遠心力によって定位置に保たれる、流体軸受ユニットのための改良されたシール。

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