特許
J-GLOBAL ID:200903006191825580

溶銑の脱りん方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301053
公開番号(公開出願番号):特開平8-157921
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】低コストで高効率の溶銑脱りん方法を提供する。【構成】上底吹転炉形式の炉で転炉滓と酸化鉄が主成分の脱りん用フラックスを用い、酸素上吹で溶銑を脱りんする際、処理中のスラグ条件を塩基度(% CaO/% SiO2) = 1.2〜2.0 、(Al2O3) =2〜16%、(T.Fe)=7〜30%にする溶銑の脱りん方法。この方法では、更にスラグ中の(%F)を2%以下にし、Al2O3 源として鋼の連続鋳造滓及び/又は造塊滓を用いるのがよい。【効果】フラックスにCaF2を添加することなく脱りん処理が可能であり、低りん鋼溶製コストの低減を達成することができる。処理後スラグは、エージングを省略して路盤材等へ活用することができる。
請求項(抜粋):
上底吹転炉形式の炉において、転炉滓と酸化鉄とを主成分とする脱りん用フラックスを用い、酸素を上吹きして溶銑を脱りん処理する際、処理中のスラグ条件を重量%で、塩基度(% CaO/% SiO2) = 1.2〜2.0 、かつ (Al2O3)=2〜16%、(T.Fe)=7〜30%に制御して脱りんすることを特徴とする溶銑の脱りん方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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