特許
J-GLOBAL ID:200903006192474349

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179958
公開番号(公開出願番号):特開平7-010028
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 電動機の力を減速機を介してステアリング機構に伝える電動パワーステアリング装置の前記減速機にトルクスリップ機構が設けられ、トルクが一定以上になるとスリップを生じ、外部からの過大な入力に対し減速機や電動機に損傷が生じないようになっている。何らかの衝撃が加わり電動機の回転方向と同一方向に過大なトルクが生じ一度スリップが起きると、その後は電動機の駆動力によりスリップが継続してしまう可能性があったので改良する。【構成】 電動機の電流及び電圧値を監視し、所定の電圧及び電流値以上の状態が所定時間以上継続したときはスリップ継続状態と判断し、設定最大電流Io を改めて摺動電流Is より小さく設定し、短い所定時間維持した後、基の設定値に復帰する。
請求項(抜粋):
電流にて制御される電動機の駆動力を減速機を介してステアリング機構に伝え、前記減速機にはトルクが一定以上になるとスリップを生じるトルクスリップ機構が設けられた電動パワーステアリング装置において、電動機の実際の電流が所定の電圧値及び電流値以上である状態が所定時間以上継続するスリップ継続状態を検出し判定する手段と、電動機の設定最大電流を、前記スリップを起こす起動電流より若干小さく、スリップが継続する摺動電流よりも大きく設定し、前記スリップ継続状態が判断されたときは、設定最大電流を改めて前記摺動電流より小さく設定し所定時間維持する制御手段と、を備えた電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 6/02 ,  B62D 5/04
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-093673
  • 特開平2-175381
  • 特開平2-270680

前のページに戻る