特許
J-GLOBAL ID:200903006196998571

ROMPポリマーの過酸化物架橋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-521313
公開番号(公開出願番号):特表平11-507962
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】高架橋密度を有するポリシクロオレフィンの製造方法が開示される。オレフィンが架橋剤および触媒の存在下で複分解メカニズムにより重合される。架橋剤は一般に後硬化中に反応性種に分解して架橋を形成する過酸化物を含む。触媒は式:(式中、MはOsまたはRuであり、RおよびR1は水素またはC1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C2-C20アルコキシカルボニル、アリール、C1-C20カルボキシレート、C1-C20アルコキシ、C2-C20アルケニルオキシ、C2-C20アルキニルオキシおよびアリールオキシからなる群から選ばれた炭化水素から独立に選ばれ、XおよびX1はあらゆる陰イオン性リガンドから独立に選ばれ、かつLおよびL1はあらゆる中性電子ドナーから独立に選ばれる)のルテニウムまたはオスミウムカルベン錯体である。LおよびL1はトリアルキルホスフィンリガンドであることが好ましく、そのホスフィンリガンドのアルキル基の少なくとも一つは二級アルキル基またはシクロアルキル基、特にP(イソプロピル)3、P(シクロペンチル)3およびP(シクロヘキシル)3であってもよい。好ましい架橋剤は過酸化物、例えば、t-ブチルペルオキシド、2,5-ジメチル-2,5-ジ-(tert-ブチルペルオキシ)ヘキシン-3、ジ-tert-ブチルペルオキンド、および2,5-ジメチル-2,5-ジ-(tert-ブチルペルオキシ)ヘキサンまたはこれらの混合物である。オレフィンは環状(例えば、単環式、二環式または三環式)または非環式であってもよい。ノルボルネンまたはノルボルネン誘導体が特に好ましい。
請求項(抜粋):
オレフィンを架橋剤および触媒の存在下で重合する工程を含んでなるポリシクロオレフィンの製造方法であって、前記架橋剤が過酸化物を含み、かつ前記触媒が式:(式中、 MはOsまたはRuであり、 RおよびR1は水素またはC1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C2-C20アルコキシカルボニル、アリール、C1-C20カルボキシレート、C1-C20アルコキシ、C2-C20アルケニルオキシ、C2-C20アルキニルオキシおよびアリールオキシからなる群から選ばれた炭化水素から独立に選ばれ、 XおよびX1はあらゆる陰イオン性リガンドから独立に選ばれ、かつ LおよびL1はあらゆる中性電子ドナーから独立に選ばれる)のルテニウムまたはオスミウムカルベン錯体であるポリシクロオレフィンの製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/80 ,  C08F 32/00
FI (2件):
C08F 4/80 ,  C08F 32/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭50-034699
審査官引用 (3件)
  • 特許第5342909号
  • 特開昭50-034699
  • 特開昭50-034699

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