特許
J-GLOBAL ID:200903006198713787

遠隔プログラムアドレス管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258714
公開番号(公開出願番号):特開平8-095890
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 クライアント/サーバシステムに於いて、サーバプログラムを呼び出す際の、プログラムアドレスの獲得を高速化し、且つ、同一のサーバプログラムが複数存在する場合、最適なサーバプログラムを自動的に選択する。【構成】 クライアント計算機100 は、所定のタイミングで内容通知要求を行って各サーバ計算機200,300 からサーバプログラムのプログラム名,プログラムアドレスを取得し、管理テーブル110 に登録すると共に、各サーバ計算機200,300からの付加データに基づいて選択基準値を求め、管理テーブル110 に登録する。クライアントプログラム130 がサーバプログラムを呼び出す場合は、管理テーブル110 を検索し、該当するプログラムアドレスが複数存在する場合は最も処理が早く終了する可能性が高いサーバプログラムのプログラムアドレスを選択基準値に基づいて選択し、選択したアドレスのサーバプログラムに対して呼び出しを行なう。
請求項(抜粋):
クライアント計算機と複数のサーバ計算機とがネットワークを介して接続され、前記クライアント計算機上のクライアントプログラムが前記サーバ計算機上のサーバプログラムを遠隔手続き呼び出しにより呼び出す計算機システムに於いて、前記複数のサーバ計算機はそれぞれ、自計算機上で動作しているサーバプログラムのプログラム名と該サーバプログラムに付与されている前記ネットワークで一意なプログラムアドレスとから構成されるサーバプログラム管理情報が登録されるサーバ側プログラムアドレス管理テーブルと、前記クライアント計算機からの内容通知要求に応答して自計算機のサーバ側プログラムアドレス管理テーブルに登録されているサーバプログラム管理情報を前記クライアント計算機に送信するサーバ側プログラムアドレス管理手段とを備え、前記クライアント計算機は、クライアント側プログラムアドレス管理テーブルと、前記各サーバ計算機に対して所定のタイミングで内容通知要求を行い、該内容通知要求に応答して前記サーバ計算機からサーバプログラム管理情報が送られてきたとき、そのサーバプログラム管理情報を前記クライアント側プログラムアドレス管理テーブルに登録し、自計算機で動作しているクライアントプログラムがサーバプログラムを遠隔手続き呼び出しにより呼び出す際、前記クライアントプログラムが呼び出すサーバプログラムのプログラム名をキーにして前記クライアント側プログラムアドレス管理テーブルを検索し、前記キーと一致するプログラム名を含むサーバプログラム管理情報中のプログラムアドレスを前記クライアントプログラムに渡すクライアント側プログラムアドレス管理手段とを備えたことを特徴とする遠隔プログラムアドレス管理方式。

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