特許
J-GLOBAL ID：200903006209448584

セレン含有排水の処理方法及び装置

発明者：
矢野 理江

矢野 理江 について

, 
西澤 栄朗

西澤 栄朗 について


出願人/特許権者：
オルガノ株式会社

オルガノ株式会社 について


代理人 (1件)： 畑中 芳実 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-153027
公開番号（公開出願番号）：特開平9-308895
出願日： 1996年05月24日
公開日（公表日）： 1997年12月02日
要約：
【要約】【課題】 薬品を多量に使用することなく、また汚泥を多量に発生させることなく、セレン含有排水中から6価のセレン酸イオン及び/又は4価の亜セレン酸イオン(セレン酸化物)を高度に除去する。これにより、0.1mgSe/l以下という排水基準をクリアし、かつランニングコスト、廃棄物処理コストの低減を図る。【解決手段】 生物学的処理手段6、化学的処理手段12及び濾過手段14によってセレン含有排水の処理を順次行う。生物学的処理手段6では、原水16中に存在するセレン酸化物を嫌気性生物処理により単体セレンに還元して不溶化し、除去する。化学的処理手段12では、例えばセレン酸化物との反応により不溶性セレン化合物を生成する金属塩を生物学的処理手段6による処理を終了した水に添加し、残存するセレン酸化物を不溶化して除去する。濾過手段14では、化学的処理手段12による処理を終了した水の中に残留する不溶化物を濾過により除去する。
請求項（抜粋）：
セレン含有排水中に存在するセレン酸イオン及び/又は亜セレン酸イオンを嫌気性生物処理により単体セレンに還元して不溶化し、除去する第1工程と、第1工程を終了した水に金属化合物を添加して、該水中に残存するセレン酸イオン及び/又は亜セレン酸イオンを不溶化して除去する第2工程とからなることを特徴とするセレン含有排水の処理方法。
IPC (2件)：
C02F 3/28 ZAB ,  C02F 1/58 ZAB
FI (2件)：
C02F 3/28 ZAB A ,  C02F 1/58 ZAB H
引用特許：
審査官引用 (4件)
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