特許
J-GLOBAL ID:200903006211169390

冷凍装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-025360
公開番号(公開出願番号):特開平5-223371
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 空冷凝縮器の下流側に水冷凝縮器を配置した冷凍装置において、低外気時、空冷凝縮器ファンの強制運転に起因する冷媒の流れの阻害を防止する。【構成】 冷媒回路2において、空冷ファンF2を付設した空冷凝縮器2cと水冷凝縮器2dとを上流側から順次配置する。水冷運転中に、電気品の保護等の目的で、強制運転指令手段51から空冷ファンF2の強制運転が指令されると、判別手段53により、水冷凝縮器2dの冷却水の温度Twと外気温度Taとの媒体温度差が所定値以下であれば、ファン運転手段52による空冷ファンF2の運転を許容し、媒体温度差が所定値よりも大きければ、空冷ファンF2の運転を阻止する。これにより、冷媒を空冷凝縮器2cから水冷凝縮器2dに円滑に流通させる。また、まず指令に応じて空冷ファンf2を運転し、吐出冷媒温度の上昇率が所定値を越えると空冷ファンF2を停止させるようにしてもよい。
請求項(抜粋):
圧縮機(2a)と、空冷ファン(F2)を付設した空冷凝縮器(2c)と、水冷凝縮器(2d)と、膨張機構(EV1)と、蒸発器(2i)とを順次接続してなる冷媒回路(2)を備えた冷凍装置において、冷媒凝縮のために水冷凝縮器(2d)のみを使用する水冷運転運転中に上記空冷ファン(F2)を強制運転するよう指令する強制運転指令手段(51)と、該運転指令手段(51)の出力を受けて、空冷ファン(F2)を強制運転するファン運転手段(52)とを備えるとともに、外気温度を検出する外気温度検出手段(Tha)と、上記水冷凝縮器(2d)の冷却水の温度を検出する水温検出手段(Thw)と、上記強制運転指令手段(51)の出力を受けたとき、上記水温検出手段(Thw)で検出される水温から上記外気温度検出手段(Tha)で検出される外気温度を差し引いた媒体温度差が所定値以下のときには、上記ファン運転手段(52)による空冷ファン(F2)の運転を許容する一方、上記媒体温度差が上記所定値よりも大きいときには、空冷ファン(F2)の運転を阻止するよう判別する判別手段(53)とを備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。

前のページに戻る