特許
J-GLOBAL ID:200903006212533967

サーマルプリント方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-210458
公開番号(公開出願番号):特開平7-061010
出願日: 1993年08月25日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 各感熱発色層の熱記録時の摩擦係数をほぼ一定に保つことにより、熱記録位置のズレを防いで印画品質の向上を図る。【構成】 カラー感熱記録紙は、印加される熱エネルギーが高くなるほど、表面の摩擦係数が低くなる。サーマルヘッドに設けられた発熱素子アレイのうち、カラー感熱記録紙の記録エリアの外側にあるものを各感熱発色層が発色しない熱エネルギーの範囲内で発熱させる。(直線46で示す)記録エリア内の摩擦係数と、(直線45)で示す記録エリア外の摩擦係数とのバランスにより、直線47のようにカラー記録紙全体での摩擦係数を各感熱発色層の熱記録時でほぼ等しくする。
請求項(抜粋):
複数の感熱発色層が支持体上に順次層設され、下層の感熱発色層ほど発色熱エネルギーが高く、かつ印加する熱エネルギーが高いほど表面の摩擦抵抗が低くなるカラー感熱記録紙と、主走査方向に延びた発熱素子列を有するサーマルヘッドとを用い、カラー感熱記録紙とサーマルヘッドとを副走査方向に相対移動させ、上層の感熱発色層から順番に熱記録して、カラー感熱記録紙の記録エリアにカラー画像を熱記録するサーマルプリント方法において、前記サーマルヘッドとして発熱素子列が記録エリアよりも長いものを使用し、記録エリア内の発熱素子を駆動してカラー画像を記録する際に、熱記録に関与しない記録エリア外の発熱素子も同時に駆動し、最上層の感熱発色層が発色しない範囲内で、上層の感熱発色層ほど高くなるようにした熱エネルギーをカラー感熱記録紙に与えるようにしたことを特徴とするサーマルプリント方法。
IPC (3件):
B41J 2/325 ,  B41J 2/36 ,  B41J 2/38
FI (3件):
B41J 3/20 117 C ,  B41J 3/20 115 Z ,  B41J 3/20 116

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