特許
J-GLOBAL ID:200903006221898978

ワンサイドボルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154297
公開番号(公開出願番号):特開平10-002314
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 接合完了までの時間がかかるし面倒である。専用の工具が必要である。構造が複雑で、接合強度が製品ごとでばら付くおそれがある。仮締めした後に本締めすることができない。応力伝達が確実になされるかどうか不安がある。【解決手段】 角型鋼管柱3と鉄骨製の梁のエンドプレート5に形成された挿通穴3a,5aを挿通可能なボルト本体7を備え、ボルト本体7の外周には、スリーブ9、受けワッシャ11、複数枚の変形ワッシャ13,13,......、ガイドワッシャ15、筒状ナット17が先端(図中左側)に向けて順に嵌装されている。ボルト本体7とナット21とを相対回転させると、密接状態となった変形ワッシャ13,13,......の後端がスリーブ9の変形部9bを介して鋼管柱3の端面に当接するとともに、その先端および外周部がボルト本体7の先端部に固定された筒状ナット17の変形部17Bで包囲され、かつ筒状ナット17の後端縁が鋼管柱3の端面に当接し、さらに、密接状態の変形ワッシャが受けワッシャ11およびガイドワッシャ15間で挟み込まれる。
請求項(抜粋):
接合される複数の部材に形成された挿通穴を軸方向に挿通可能なボルト本体と、このボルト本体の外周に嵌装されその軸方向に移動可能なスリーブと、このスリーブよりボルト本体の先端側に嵌装され軸方向に移動可能で、かつ拡開変形可能な複数枚のワッシャと、前記ボルト本体の先端側に固定された筒状ナットとを備え、前記ボルト本体とその後端部に形成されたねじに螺合されたナットとの相対回転により、前記ワッシャを前記接合される部材の端面との間で密接状態で拡開変形させつつ、前記筒状ナットの後端側の変形部を該ワッシャの周囲を包囲あるいは該ワッシャの先端面に圧接するように拡開変形させることを特徴とするワンサイドボルト。
IPC (2件):
F16B 35/04 ,  E04B 1/24
FI (2件):
F16B 35/04 Z ,  E04B 1/24 L
引用特許:
審査官引用 (3件)

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