特許
J-GLOBAL ID:200903006224061874

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-164748
公開番号(公開出願番号):特開平11-013578
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 蓄圧式燃料噴射装置において燃料噴射圧の低下防止と噴射中における燃料リーク量を減らす。【解決手段】 ニードル弁60の第1ピストン部61の上方に背圧室25を設け、燃料供給通路45を介して蓄圧配管102に接続するとともに、背圧室出口43及びリターン通路46を介してリターン配管105に接続する。ピエゾ素子からなるアクチュエータ90によって駆動される制御弁80で背圧室出口43を開閉可能にし、制御弁80の先端を背圧室25に対して突没可能にする。第1ピストン部61の上面がノズルホルダ40の下面に突き当たるニードル弁60の全開状態では制御弁80の先端は背圧室出口43内に引き込まれ、ニードル弁60の閉弁動作初期には制御弁80の先端が背圧室25内に突出してきて第1ピストン部61を下方に押し下げ、第1ピストン部61をノズルホルダ40の下面から離反させて、燃料供給通路45から背圧室25に燃料を流入させる。
請求項(抜粋):
(イ)所定圧力の燃料を蓄える蓄圧配管と、(ロ)前記蓄圧配管の燃料を噴射する噴孔を開閉するニードル弁と、(ハ)前記蓄圧配管に連通可能で前記ニードル弁の開閉を制御する背圧室と、(ニ)前記背圧室に連通可能で背圧室の燃料圧力を逃がすリターン通路と、(ホ)前記ニードル弁の閉弁動作時には背圧室をリターン通路から遮断し、ニードル弁の開弁動作時には背圧室とリターン通路とを連通する制御弁と、を備える蓄圧式燃料噴射装置において、(ヘ)前記ニードル弁と連繋して動作しニードル弁の全開時には閉弁状態になっていて前記背圧室を前記蓄圧配管から遮断する圧力遮断弁と、(ト)全開状態にある前記ニードル弁の閉弁動作初期に前記背圧室を前記蓄圧配管に連通せしめるべく前記圧力遮断弁を開弁するアクチュエータと、を備えることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02M 47/00 ,  F02M 51/06
FI (4件):
F02M 47/00 C ,  F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 P ,  F02M 51/06 N

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