特許
J-GLOBAL ID:200903006228494872

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-159282
公開番号(公開出願番号):特開2003-343218
出願日: 2002年05月31日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 ハウジング部材に対するベーン部材の相対回動駆動時において当接部の暴れを防止するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 当接部26は、ハウジング部材18に対しベーン部材14が拘束位置にあるとき付勢手段28の付勢力により被当接部24に当接することでハウジング部材18に対するベーン部材14の相対回動を規制する。当接部26は、被当接部24から離間する方向に油圧を受ける第一受圧部33、被当接部24に当接する方向に油圧を受ける第二受圧部36を具備する。ハウジング部材18に対しベーン部材14が拘束位置にないとき、ハウジング部材18に対しベーン部材14を進角側に駆動する油圧を作動抑止圧として第一受圧部33及び第二受圧部36に印加し、ハウジング部材18に対しベーン部材14が拘束位置にあるとき、作動抑止圧よりも低い油圧を第二受圧部36に印加する。
請求項(抜粋):
吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開閉駆動する従動軸に内燃機関の駆動軸の駆動トルクを伝達する伝達系に設けられ、前記少なくとも一方の弁の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、前記駆動軸及び前記従動軸の一方と共に回転するハウジング部材と、前記駆動軸及び前記従動軸の他方と共に回転するベーン部材であって、前記ハウジング部材に収容されるベーンを有し、前記ベーンに印加される流体圧力により前記ハウジング部材に対し所定角度範囲において相対回動駆動されるベーン部材と、前記ハウジング部材に対し前記ベーン部材を拘束する拘束手段と、を備え、前記拘束手段は、付勢手段と、前記ハウジング部材及び前記ベーン部材の一方に設けられる被当接部と、前記ハウジング部材及び前記ベーン部材の他方に往復移動可能に設けられ、前記ハウジング部材に対し前記ベーン部材が拘束位置にあるとき前記付勢手段の付勢力により前記被当接部に当接することで前記ハウジング部材に対する前記ベーン部材の相対回動を規制する当接部とを有し、前記当接部は、前記被当接部から離間する方向に流体圧力を受ける第一受圧部と、前記被当接部に当接する方向に流体圧力を受ける第二受圧部とを具備し、前記ハウジング部材に対し前記ベーン部材が前記拘束位置にないとき、前記ハウジング部材に対し前記ベーン部材を進角側及び遅角側の一方に駆動する流体圧力を作動抑止圧として前記第一受圧部及び前記第二受圧部の双方に印加し、前記ハウジング部材に対し前記ベーン部材が前記拘束位置にあるとき、前記作動抑止圧よりも低い流体圧力を前記第二受圧部に印加することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (15件):
3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA18 ,  3G018DA25 ,  3G018DA26 ,  3G018DA61 ,  3G018DA67 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA85 ,  3G018EA21 ,  3G018GA04 ,  3G018GA21 ,  3G018GA22 ,  3G018GA27

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