特許
J-GLOBAL ID:200903006228776550

ポリプロピレン微粒子の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203025
公開番号(公開出願番号):特開平5-043624
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 不活性溶媒中で、(イ)水素とプロピレンとの割合が1/10000〜1/1(モル比)である気相の存在下、(ロ)プロピレン圧力1kg/cm2 以上の圧力条件下、(ハ)生成重合体が使用不活性溶媒に10重量%以上溶解しないような温度条件下、プロピレンを下記成分(A)及び(B)からなる触媒に接触させて重合させる、平均粒径50μm以下のポリプロピレン微粒子の製造法。(A):Q(C5H4-m R1m)(C5H4-n R2n)MeXYで表わされる遷移金属化合物(架橋基Qで架橋させた二つの共役五員環基Q(C5H4-m R1m)(C5H4-n R2n)、が周期律表IVB/VIBの遷移金属化合物MeXYに配位した構造を有するもので、例えば、メチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド)(B):アルモキサン。【効果】 粒子形状及び粒子性状が良好なポリプロピレン微粒子を高収率で得ることができる。
請求項(抜粋):
不活性溶媒中で、(イ)水素およびプロピレンからなり、水素とプロピレンとの割合が1/10000〜1/1(モル比)である気相の存在下、(ロ)プロピレン圧力1Kg/cm2 G以上の圧力条件下、および(ハ)生成重合体が使用不活性溶媒に10重量%以上溶解しないような温度条件下で、プロピレンを下記の成分(A)および成分(B)からなる触媒に接触させて重合させることを特徴とする、平均粒径50μm以下のポリプロピレン微粒子の製造法。成分(A)一般式Q(C5H4-m R1m)(C5H4-n R2n)MeXYで表わされる遷移金属化合物、〔但し、Qは基(C5H4-m R1m)および基(C5H4-n R2n)を架橋する2価の炭化水素基、または非置換ないし炭化水素置換シリレン基、またはゲルマニウム、リン、窒素、ホウ素もしくはアルミニウムを含有する2価の炭化水素残基であり、基(C5H4-m R1m)および基(C5H4-n R2n)はシクロペンタジエニル基またはその誘導体であって、R1およびR2は各々水素、炭化水素基、ハロゲン基、または酸素、ケイ素、リンもしくは窒素を含有する炭化水素基である(R1とR2は同一でも異なっていてもよく、また他端がシクロペンタジエニル基に結合して環構造を有していてもよい)。Meは周期律表IVB 〜VIB 族遷移金属であり、XおよびYは各々水素、ハロゲン基、炭化水素基、アルコキシ基、アミノ基、リン含有炭化水素基、またはケイ素含有炭化水素基である(XとYは同一でも異なっていてもよい)。mは0≦m≦4、nは0≦n≦4である。〕成分(B)アルモキサン。
IPC (2件):
C08F110/06 MJF ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-139503

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