特許
J-GLOBAL ID:200903006233049097

映画像符号化装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-532314
公開番号(公開出願番号):特表平10-502791
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】MPEG符号化映像信号の画質は、慣用の量子化の後に選択した係数を変更する、例えば零にすることにより、かなり改善することができる。この変更は、乗数λの所定値に対してDを歪みとし、Rをビットレートとした原価D+λRが最小となるようにする。符号化すべき画像の統計的解析(6)によりλの値を計算する比較的簡単な変更の過程が開示してある。統計的解析は、係数群の振幅分布に基づいたRD曲線の評価を含んでいる。求めるλは、所望のビットレートにおけるRD曲線の微係数である。
請求項(抜粋):
画素ブロックを係数に変換する画像変換器(2)、符号化した画像のビットレートRおよび歪みDを符号化パラメータ(rk)により決めて前記係数を符号化する符号化手段(3,4)、一連の符号化パラメータ値から乗数λの適用値に対して和D+λRが最小となる符号化パラメータ値を選択する手段(3)ならびにλの値を計算する手段(6)を備えて映画像を符号化する装置において、前記計算手段(6)が、前記係数の振幅分布を測定する手段(601)、複数の符号化パラメータ値に対する前記振幅分布からビットレートRおよび歪みDを評価して評価結果のRD曲線を得る手段(602)ならびに当該RD曲線の選択した点におけるλ=-dD/dRを計算する手段(603)を備えたことを特徴とする映画像符号化装置。

前のページに戻る