特許
J-GLOBAL ID:200903006233189301

伸縮性に優れた生分解性不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-152972
公開番号(公開出願番号):特開平10-325064
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 一方向における伸縮性に優れた生分解性不織布を提供する。【解決手段】 この生分解性不織布は、生分解性樹脂よりなる長繊維が集積されてなる。不織布中には、長繊維相互間が自己融着された区域が、散点状に設けられている。この不織布は、(i)不織布の幅方向の破断伸度が100%である、(ii)不織布の縦方向の破断伸度に対する幅方向の破断伸度の比が3以上である、(iii)不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率が60%以上である、(iv)不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率が50%以上である、の条件を同時に満足すると共に、空隙率が85%以上となっている。生分解性樹脂よりなる長繊維を集積した繊維ウェブに、部分的に熱を与えて繊維フリースを得る。この繊維フリースを、所望により幅方向に拡幅して、10〜80%の延伸比で熱延伸を施した後、熱固定して生分解性不織布を得る。
請求項(抜粋):
生分解性樹脂よりなる長繊維が集積されてなり、該長繊維相互間が自己融着されてなる融着区域が、散点状に設けられてなり、且つ下記式(1)〜(4)を同時に満足すると共に空隙率が85%以上であることを特徴とする伸縮性に優れた生分解性不織布。記EC≧100% .........(1)EC/EM≧3 .........(2)EEC(50)≧60% .........(3)EEC(100)≧50% .........(4)(但し、ECは不織布の幅方向の破断伸度であり、EMは不織布の縦方向の破断伸度であり、EEC(50)は不織布を幅方向に50%伸長した時の伸長回復率であり、EEC(100)は不織布を幅方向に100%伸長した時の伸長回復率である。)
IPC (3件):
D04H 3/14 ,  C08L 67/04 ,  D04H 3/00
FI (3件):
D04H 3/14 Z ,  C08L 67/04 ,  D04H 3/00 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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