特許
J-GLOBAL ID:200903006234556901

天然ガスの輸送および処理のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-006275
公開番号(公開出願番号):特開平5-086379
出願日: 1991年01月23日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 帯域G1において、生産井1を出るガスと、少なくとも一部再循環4から来るものであり、かつ水と、少なくとも1つの耐蝕性添加剤および/または少なくとも一部水と混和でき、かつ純粋状態または共沸形態で気化する少なくとも1つの抗水和物添加剤を含む液相とを接触させる。添加剤が負荷された気相を導管5で輸送し、これを熱交換器E1で冷却し、デカンテーションタンクB1で水相を非凝縮ガスから分離し、これを導管10で回収し、管路9,4によって、添加剤が負荷された水相を接触帯域G1に再循環する。【効果】 いくつかの添加剤(水和物の形成防止剤および腐食防止剤)を回収することができ、かつ生産井の頂部の方へ再循環できる。ターミナルでの輸送後にガスに対して実施される処理の際に、これらの添加剤が積極的な役割をも果たし、他の添加剤の使用を避けられる。
請求項(抜粋):
天然ガスの輸送および処理方法において、下記工程:(a) 適切な接触条件下において、少なくとも1つの生産井から出る前記ガスの少なくとも一部と、少なくとも一部再循環(下記工程(e) )から来る液相であって、かつ水と少なくとも1つの抗水和物添加剤とを同時に含む液相とを、少なくとも1つの接触帯域において接触させ、前記添加剤は、水とは異なる、通常は液体の非炭化水素化合物であり、前記化合物は少なくとも一部水と混和し、純粋状態でまたは共沸混合物形態で、水の気化温度より低い温度で気化し、前記再循環液相と比較して添加剤プアになった水性液相と、添加剤が負荷された気相とを得るようにする工程、(b) 添加剤が負荷された前記気相を、少なくとも1つの熱交換帯域の方へ、導管で輸送する工程、(c) 適切な条件下において、工程(b) から来る前記気相を、熱交換帯域で冷却して、これを一部凝縮し、かつ非凝縮ガスを得るようにし、得られた凝縮物は、少なくとも1つの水相を含み、これは前記添加剤の少なくとも一部を含むものである工程、(d) 適切な条件下において、分離帯域で、非凝縮ガスから水相を分離し、前記非凝縮ガスを抜出す工程、(e) 水相を他の導管で接触帯域の方へ輸送して、これを工程(a) に再循環する工程、からなることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C10L 3/06 ,  F17D 1/02

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