特許
J-GLOBAL ID:200903006238421512

連続した微細空洞を有する物体を抗生物質で被覆する方法、こうして被覆した物体およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-249579
公開番号(公開出願番号):特開2003-070899
出願日: 2002年08月28日
公開日(公表日): 2003年03月11日
要約:
【要約】【課題】 連続した微細空洞を有する物体を抗生物質被覆する方法ならびに被覆した物体およびその使用を提供する。【解決手段】 水中で易溶性の抗生物質成分を少なくとも1種含有する水溶液1および水溶性の両親媒性成分を少なくとも1種含有する水溶液2を微細空洞へ導入し、その際、溶液1および2の導入の間に水をほぼ除去し、かつその際、溶液1および2の成分から微細空洞中に、水中でほとんど溶解しない堆積物からなる被覆が形成される。【効果】 物質組成の異なる多孔質材料の表面に、極めて安価で簡単に、抗生物質の被覆を製造することができ、該被覆を機械的に安定させるための付加的なポリマーのバインダーを省略することができる。
請求項(抜粋):
連続した微細空洞を有する物体を抗生物質で被覆する方法において、アミノグリコシド抗生物質、テトラサイクリン抗生物質、リンコサミド抗生物質、4-キノロン抗生物質およびクロロヘキシジンの群からの、水中で易溶性の抗生物質成分を少なくとも1種含有する水溶液1、およびアルキルスルフェート、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルフェート、ジアルキルアリールスルフェート、アルキルアリールスルホネート、ジアルキルアリールスルホネート、シクロアルキルスルフェート、シクロアルキルスルホネート、アルキルシクロアルキルスルフェートの群からの、水溶性の両親媒性成分を少なくとも1種含有する水溶液2を微細空洞へ導入し、その際、溶液1および2を導入する間に水をほぼ除去し、かつその際、溶液1および2の成分から微細空洞中に、水中でほとんど溶解しない堆積物からなる被覆が形成されることを特徴とする、連続した微細空洞を有する物体の抗生物質での被覆方法。
Fターム (10件):
4C081AB04 ,  4C081BA14 ,  4C081CE01 ,  4C081CG02 ,  4C081CG03 ,  4C081DA01 ,  4C081DB03 ,  4C081DC14 ,  4C081EA02 ,  4C081EA06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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