特許
J-GLOBAL ID:200903006243317014

タンクローリ車の漏洩検査システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264154
公開番号(公開出願番号):特開平5-112398
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 タンクローリ車のハッチにおける加圧調整・圧力変動の測定・測定結果の解析等の試験工程を自動化することにより、定期点検作業の効率化や正確性の向上を達成する。【構成】 制御部44は、タンクローリ車の定期点検時に上部温度センサ21、下部温度センサ22により検出した各ハッチ内の上部温度データ及び下部温度データ、圧力センサ20により検出した各ハッチ内の圧力データに基づき、定期点検に係る試験工程を自動的に行うと共に、ディスプレイ40に点検モニタ画面を逐次表示し、プリンタ42から報告書・表・合格証等を印刷出力させる。
請求項(抜粋):
油槽口から積込まれた油類を貯溜する油槽と、該油槽の上部に配設され油類の積込み時に該油槽内が所定圧に達した時に開弁し該油槽内の油蒸気を逃すための安全弁が取付けられる取付口と、該油槽の下部に連通した配管に配設され油類の荷降ろし時に開弁する底弁とを具備してなるタンクローリ車の前記油槽内に流体を注入して加圧すると共に所定圧力で加圧状態を維持し、所定時間内の圧力変化の計測結果に基づき前記油槽の漏洩の有無を自動的に検査するようにしたタンクローリ車の漏洩検査システムであって、前記取付口から前記油槽内へ挿入され、前記油槽内の温度を検出する温度検出手段と、前記取付口に配設され、前記油槽内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記取付口に接続され、前記油槽内へ流体貯蔵容器から流体を注入するための配管と、前記配管と前記流体貯蔵容器との間に配設され、前記油槽内の加圧調整を行う加圧調整手段と、前記油槽が密封かつ非加圧状態で、前記圧力検出手段の出力に基づき前記油槽内の圧力変化を計測すると共に、前記温度検出手段の出力に基づき補正した所定時間の温度補正圧力降下量が所定値以内に有るか否かを判定する予備試験判定手段と、前記予備試験判定手段により温度補正圧力降下量が所定値以内に有ると判定した場合は、前記流体貯蔵容器から前記配管を介して前記油槽内へ流体を注入し、前記油槽内を所定の試験圧力まで加圧した後、前記流体貯蔵容器から前記油槽内への流体の注入を停止し、前記油槽内を所定時間加圧維持する加圧調整制御手段と、前記加圧調整制御手段により前記油槽内の加圧終了後、所定の静置時間が経過した後の前記油槽内の平均温度と圧力変化とに基づき温度補正圧力降下量を算出し、該温度補正圧力降下量が所定値以内に有るか否かに基づき、前記油槽の漏洩の有無を判定する加圧試験判定手段と、前記加圧試験判定手段による前記油槽の漏洩の有無に関する判定結果を出力する出力手段と、を具備することを特徴とするタンクローリ車の漏洩検査システム。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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