特許
J-GLOBAL ID:200903006244895658

変速機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-026903
公開番号(公開出願番号):特開平5-223132
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】トランスミッション全体の耐久性を向上させると共に、逆変速ショックの無い円滑な変速ができる変速制御装置及び方法を提供する。【構成】複数の主変速クラッチと副変速クラッチを有し、主副両者の組合せで変速段を選択するトランスミッションにおいて、図示のフローチヤートのステップ100乃至190のとおり、主変速クラッチからクラッチの係合を開始し、この主変速クラッチのフイリングが終了した時点で副変速クラッチの係合を開始すると共に、その後副変速クラッチは低油圧を保持して主変速クラッチの係合を速かに完了させ、その係合が確認された後に副変速クラッチの油圧漸増制御を行って副変速クラッチの係合を完了させる。すなわち、まず主変速クラッチ側を係合完了させてクラッチ負荷を低減し、ついで副変速クラッチ側で残りのクラッチ負荷を肩代りし、主副両者で負荷分担を司る。
請求項(抜粋):
トランスミッション入力軸から第1段目にある複数の副変速クラッチと第2段目にある複数の主変速クラッチとを有し、副変速クラッチと主変速クラッチとの組合わせで速度段を選択するトランスミッションと、このトランスミッションの複数のクラッチに対し個別に接続され、入力された電気指令に対応する油圧を当該クラッチに発生させる複数の圧力制御弁とを具え、変速時係合しようとするクラッチが前記副変速クラッチおよび主変速クラッチの両方であるとき、 まず係合しようとする主変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動し、その後この主変速クラッチのフィリングタイムの終了を確認した時点で、現在係合中の主変速クラッチおよび副変速クラッチに対応する圧力制御弁をオフするとともに係合しようとする副変速クラッチに対応する圧力制御弁を作動して圧油をこの副変速クラッチに供給し更に前記フィリング終了を確認した主変速クラッチのクラッチ圧を漸増するようにした変速機の制御方法において、前記副変速クラッチのフィリングが終了するとその後この副変速クラッチの油圧を所定の低圧に保持すると共に、この後前記主変速クラッチの係合を検出した時点で副変速クラッチのクラッチ圧を漸増制御するようにしたことを特徴とする変速機の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-303347
  • 特開平3-009162

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