特許
J-GLOBAL ID:200903006247992301

ヘパリン様化合物、その製造並びに血管傷害および介入による動脈血栓を阻害するための使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-522138
公開番号(公開出願番号):特表2001-524555
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2001年12月04日
要約:
【要約】本発明は、流動全血においてコラーゲン誘発性の血小板凝集を阻害する能力によって特徴づけられるヘパリン様化合物、および血管または毛細血管の傷害および介入による動脈血栓の予防的処置における使用に関する。この特性は、多重ヘパリンまたはヘパリン様グリコサミノグリカン、並びに球状コア分子に直接にもしくはスペーサー/リンカーを介して結合したこの多重ヘパリンもしくはヘパリン様グリコサミノグリカンまたは低分子量ヘパリンもしくはヘパリン様グリコサミノグリカンを含むプロテオグリカンにおいて存在する負に荷電したヘパリンまたはヘパリン様グリコサミノグリカン分子の高いカップリング密度に関連する。該特性を有するヘパリン様化合物は、哺乳類のマスト細胞から組織抽出または細胞培養によって得られる。本発明のヘパリン様化合物は、合成、半合成および/または生物工学的方法によって製造することができ、それらは、動脈血栓およびその続発症の予防的処置において局所的(local)または局所的(topical)に適用するための調製物、手段およびデバイスを製造するのに有用である。
請求項(抜粋):
ヘパリンまたはヘパリン様グリコサミノグリカンそのもの、プロテオグリカンとしておよび/またはコア分子と結合したものを含むことを特徴とするヘパリン様化合物であって、そのヘパリン様化合物がマイナスに荷電したヘパリンまたはヘパリン様グリコサミノグリカンのいずれかそのもの、またはコア分子と結合したものに高度なカップリング密度を持ち、さらにそのヘパリン様化合物が血管または毛細血管の傷害および介入に関連する動脈血栓症の原因である流動する血液中のコラーゲン上への血小板凝集を実質的に完全に阻害する能力によって特徴付けられるもの。
IPC (4件):
C08B 37/10 ,  A61K 31/727 ,  A61L 33/10 ,  A61P 7/02
FI (4件):
C08B 37/10 ,  A61K 31/727 ,  A61P 7/02 ,  A61L 33/00 A
Fターム (17件):
4C081AC06 ,  4C081BA01 ,  4C081CD062 ,  4C081DC03 ,  4C086AA01 ,  4C086AA03 ,  4C086EA27 ,  4C086MA01 ,  4C086MA67 ,  4C086ZA54 ,  4C090AA01 ,  4C090AA03 ,  4C090AA09 ,  4C090BA68 ,  4C090CA42 ,  4C090DA22 ,  4C090DA23
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-170720
引用文献:
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