特許
J-GLOBAL ID:200903006250705380

機械油圧式変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017810
公開番号(公開出願番号):特開平5-215200
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 油圧伝動と機械伝動の組合せで低速から中高速に至る広い範囲で良好な動力伝達が行えながら駐車ブレーキ7の低容量化及び信頼性の向上を図る。【構成】 エンジン駆動する入力軸1に連動する可変油圧ポンプ2とこれに接続する油圧モータ3とをもつ油圧式トランスミッション4と、入力軸1に機械的に連動する遊星歯車機構8をもつメカニカル連動部5とを備え、低速時油圧モータ3の出力を歯車35,36で減速して出力軸6に取り出し、中高速時油圧モータ3とメカニカル連動部5との差動出力を出力軸6に取り出す。そして、油圧モータ3のモータ軸34に、エンジン停止時に油圧モータ3の回転を拘束し、エンジン駆動時にその拘束を解除するネガティブ方式の駐車ブレーキ7を取り付ける。こうして、駐車ブレーキ7を、減速前で、回転しようとするトルク自体が小さいモータ軸34に取付けたことにより、熱容量を低減すると共に、駐車ブレーキ7を車両の足まわりから遠ざけ、水や塵埃等の侵入を低減した。
請求項(抜粋):
エンジン駆動する入力軸1に連動する可変油圧ポンプ2と該ポンプ2に接続する油圧モータ3とをもった油圧式トランスミッション4と、前記入力軸1に機械的に連動するメカニカル連動部5とを備え、低速時、前記油圧モータ3の出力を減速して出力軸6に取り出し、中高速時、前記油圧モータ3と前記メカニカル連動部5との差動出力を前記出力軸6に取り出す機械油圧式変速機において、前記油圧モータ3の出力取出部に,エンジン停止時に前記油圧モータ3の回転を拘束し、エンジン駆動時にその拘束を解除する駐車ブレーキ7を取り付けたことを特徴とする機械油圧式変速機。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-121658
  • 特開昭48-068956

前のページに戻る