特許
J-GLOBAL ID:200903006254169394
移動ロボットの環境学習方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-066317
公開番号(公開出願番号):特開平5-265548
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 移動距離を正確に測定し、局所的な環境情報を統合して、全体的な環境に対する正確な知識を構成する移動ロボットの環境学習方法の提供。【構成】 選択的な移動能力と、周囲の状況を検出するセンサーと、無線通信機を有する少なくともA,B2台の移動ロボットを相互の視界内に配置する。場所17のロボットBがロボットAの場所15から16への移動情報をロボットAに通知し、ロボットAは場所15で収集した部屋29の環境情報と、受信した移動情報とを統合して記憶する。次にロボットAが場所16で、ロボットBの場所17から18への移動距離を計測し、場所16,17の位置情報を基にロボットBに移動情報と場所18の15に対する相対位置および部屋29の環境情報を通知する。これによりロボットBは部屋30の環境情報と部屋29の環境情報に移動情報を統合し、移動経路全体の環境情報を学習する。
請求項(抜粋):
本発明の移動ロボットの環境学習方法は、方向選択可能な移動能力と、周囲の状況を検出するセンサーを有し、相互に通信の送受を可能とする少なくとも第1と第2のロボットを含む複数のロボットを相互の視野内の位置に配置するステップと、第1のロボットが、移動する第2のロボットの移動距離を測定して該測定値を含む移動情報を第2のロボットに通知し、第2のロボットは記憶した移動前の位置の周囲の環境情報に第1のロボットから受信した移動情報を加えて移動環境情報として記憶するステップと、第2のロボットが、移動する第1のロボットの移動情報を測定して該測定値を第1のロボットに通知し、第1のロボットは記憶した移動前の位置の周囲の環境情報に、第2のロボットから受信した移動距離を含む移動情報を加え、第2のロボットの移動前の位置との相対位置関係を含んだ移動環境情報として記憶するステップを相互に行なうことを特徴とする移動ロボットの環境学習方法。
IPC (2件):
前のページに戻る