特許
J-GLOBAL ID:200903006255915154

金属部材の両面突合せ溶接部のオフシーム量計測方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 幸春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330180
公開番号(公開出願番号):特開平10-156576
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】溶接鋼管等の管端部の放射線透過試験による両面突合せ溶接部品質の評価を自動化し、正確、且つ、信頼性の高いものにする。【解決手段】被試験部の放射線透過画像を画像処理後デジタル画像として計算機に取り込み、この画像の輝度正規化、雑音除去、2値化処理後、溶接線中心線の抽出と母材部の抽出を行う。次に、溶接線に直交する方向の画素の輝度値と母材部の輝度平均値との差からビード余盛研削部に現れている外面側のビード止端線を認識する。次いで、外面側のビード止端線の延長部と平行する形で現れている内面側ビード止端線を補間法により求める。更に、余盛研削部の余盛の輝度変化からその余盛の中心線を抽出し、ビード止端線の任意の2本の位置関係から、止端線が外面側のビードと内面側ビードのうちいずれのものかを決定し、ビード止端線の間の距離からオフシーム量を求める。
請求項(抜粋):
金属部材の両面突合せ溶接部の放射線透過画像を画像撮影装置と画像処理装置とを介して計算機に取り込み、取り込み画像の計算処理により表裏両面の溶接ビート中心間のずれ量(以後、オフシーム量と称する)を算出するに際し、前記表裏両面溶接ビードの中のいずれか一方の溶接ビードの余盛を、放射線透過試験前に予め前記金属部材の溶接ビード方向の端部から所定の長さを研削、除去しておき、余盛研削部を含む放射線透過画像から、所定の画像処理、計算処理によって、前記表裏両面それぞれの溶接ビードの止端線を自動抽出し、これら止端線の位置情報からオフシーム量を算出するようにすることを特徴とする金属部材の両面突合せ溶接部のオフシーム量計測方法。
IPC (3件):
B23K 31/00 ,  G01N 23/04 ,  G01N 23/18
FI (3件):
B23K 31/00 K ,  G01N 23/04 ,  G01N 23/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-135705

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