特許
J-GLOBAL ID:200903006263653320

OFDM同期復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287056
公開番号(公開出願番号):特開平7-143097
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】情報信号からシンボル同期及びキャリア同期を得る。【構成】A/D変換器38,40からのI,Q信号は夫々遅延回路51,52に与えられて有効シンボル期間だけ遅延される。ガード期間の信号と有効シンボル期間の終端期間の信号とが同一であるので、キャリア同期がとれている場合には、I信号とその遅延信号とは相関を有する。また、キャリア同期がとれていない場合でも、I信号とその遅延信号との相関かI信号とQ信号の遅延信号との相関かを有する。ガードタイミング検出回路55は各相関結果を2乗して加算することによりガードタイミングを検出し、ガード期間除去回路41はこのガードタイミングでガード期間を除去することによりシンボル同期を得る。また、ガードタイミングにおける各相関結果から、キャリア周波数誤差がサブキャリア間隔の整数倍のときに0となるような信号が得られるので、キャリー同期検出部60は相関結果を用いて局部発振周波数を制御する。
請求項(抜粋):
有効シンボル期間とこの有効シンボル期間の一部に一致した波形のガード期間とを有する直交周波数分割多重変調信号の直交変調波が入力され、直交検波によって前記直交変調波から同相検波軸信号と直交検波軸信号とを得る直交復調手段と、前記同相検波軸信号を前記有効シンボル期間だけ遅延させる第1の遅延手段と、前記直交検波軸信号を前記有効シンボル期間だけ遅延させる第2の遅延手段と、前記直交復調手段からの同相検波軸信号及び直交検波軸信号と前記第1又は第2の遅延手段の出力との相関係数を求める相関演算手段と、前記相関係数に基づいて前記直交復調手段出力の前記ガード期間のタイミングを求めてタイミング信号を出力するガードタイミング検出手段と、前記タイミング信号を用いて前記直交復調手段の復調出力から前記有効シンボル期間の信号のみを抽出して前記直交周波数分割多重変調信号を復調する復調部とを具備したことを特徴とするOFDM同期復調回路。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/38 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04L 27/00 G ,  H04L 27/22 C

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