特許

J-GLOBAL ID：200903006269980870

コイルバランスの推定方法

発明者： 佐々木 広太郎
出願人/特許権者： 株式会社島津製作所
代理人 (1件)： 西田 新
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-264865
公開番号（公開出願番号）：特開平7-122789
出願日： 1993年10月22日
公開日（公表日）： 1995年05月12日
要約：

【要約】【目的】 均一磁場を発生することなく、容易にグラジオメータ型ピックアップコイルのコイルバランスを推定できる方法を提供する。【構成】 相対位置が既知の複数の磁場発生源3a・・3fにより複数種の磁場を発生し、その各磁場を、グラジオメータ型ピックアップコイル10を含む第1のSQUIDシステム1によで計測すると同時に、そのピックアップコイル10の検出コイル10aと同じコイル面積を持つマグネトメータ型ピックアップコイル20を含む第2のSQUIDシステム2によって計測し、その各計測結果と各磁場発生源の相対位置を用いた最小自乗法による演算により、各ピックアップコイル10,20の位置、向きおよび各SQUIDシステムの磁束電圧変換係数とともに、ピックアップコイル10のコイルバランスを推定する。

請求項（抜粋）：

被測定磁束を拾ってSQUIDに伝達するためのグラジオメータ型のピックアップコイルのコイルバランスを推定する方法であって、相対位置が既知の複数の磁場発生源を用いてこれらを順次駆動して複数種の磁場を発生するとともに、その各磁場を、推定すべきグラジオメータ型ピックアップコイルで順次受信してこれを含む第1のSQUIDシステムによって計測すると同時に、上記グラジオメータ型ピックアップコイルの検出コイルと同じコイル面積を持つマグネトメータ型ピックアップコイルで受信してこれを含む第2のSQUIDシステムによって計測し、その各計測結果と上記各磁場発生源の相対位置を用いた最小自乗法による演算により、当該グラジオメータ型ピックアップコイルの上記各磁場発生源に対する位置、向きおよび第1のSQUIDシステムの磁束電圧変換係数、並びに上記グラジオメータ型ピックアップコイルのコイルバランスを推定することを特徴とするコイルバランスの推定方法。

IPC (5件)：

H01L 39/22 ZAA ,  G01R 33/02 ,  G01R 33/025 ,  G01R 33/035 ,  G01R 35/00