特許
J-GLOBAL ID:200903006279875943

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-039331
公開番号(公開出願番号):特開平7-225526
出願日: 1994年02月15日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 本出願に係る第1の発明の目的は、離型剤として膨潤性の低いシリコーンオイルを用いた場合でも、ローラ低温時のニップ部におけるオイル溜り、OHTシートのスリップを生じさせることのない定着装置を提供することにある。【構成】 定着ローラまたは加圧ローラは、その表層をメチル系またはメチルビニル系またはメチルフェニル系シリコーンゴムより成る単層または多層ローラとし、離型剤には、温度による粘度変化率V.T.Cが0.65以上である膨潤性の小さいメチルフェニル系シリコーンオイル等を用い、上記定着ローラ及び加圧ローラを、定着装置の定着動作に先立って予備回転させることにより、上記定着ローラまたは加圧ローラ表面、あるいは圧接部より過剰の離型剤を除去する。
請求項(抜粋):
熱源を内包する定着ローラと、該定着ローラに圧接するように配設される加圧ローラと、上記定着ローラ表面ないし加圧ローラ表面に当接するように配設された温度検知素子と、該温度検知素子の検知温度に基づき上記定着ローラないし加圧ローラの表面温度を所定温度に維持せしめる温度制御手段と、少なくとも上記定着ローラ表面に当接するように配設され、該表面に離型剤を塗布する離型剤塗布手段とを備え、上記定着ローラと加圧ローラの圧接部にて多色多層あるいは単色の未定着現像剤像を担持した記録材を挟持搬送することにより該未定着現像剤像を記録材上に定着せしめる定着装置において、上記定着ローラまたは加圧ローラは、その表層をメチル系またはメチルビニル系またはメチルフェニル系シリコーンゴムより成る単層または多層ローラであり、上記離型剤は、含まれるメチル基の一部をよりゴム材への膨潤性の小さい基にて置換した、温度による粘度変化率V.T.Cが0.65以上であるシリコーンオイルであり、上記定着ローラ及び加圧ローラは、上記定着装置の定着動作に先立って、上記定着ローラまたは加圧ローラ表面もしくは圧接部より過剰の離型剤を除去するための予備回転を行うように設定されていることを特徴とする定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 104 ,  G03G 15/20 102 ,  B05C 1/02 102
引用特許:
審査官引用 (20件)
  • 画像定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-238984   出願人:キヤノン株式会社
  • 画像定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203610   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平4-319980
全件表示

前のページに戻る