特許
J-GLOBAL ID:200903006280903373

新規化学発光試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-361571
公開番号(公開出願番号):特開2000-178550
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素量に依存して過酸化物により化学発光し、ペルオキシダーゼ酵素活性の測定が可能であり、ペルオキシダーゼ標識により各種物質の検出及び定量分析等に利用できる新規化学発光試薬を提供する。【解決手段】 N,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体及びN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物を主成分とするかまたはN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体、N,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物及び特定アミノアルコール化合物を主成分とし、ペルオキシダーゼ酵素量に依存して過酸化物により化学発光する新規化学発光試薬。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 及びR2 は、それぞれアルキル基、アリール基及びハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、R3 、R4 、R5 及びR6 は、それぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基及びハロゲン原子からなる群より選択され、互いに同一でも又は異なるものでもよく、X・は前駆体ビスアクリジニウム塩の対アニオンから電子が移動した残基である酸ラジカルを示す。)で表わされるN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の電荷移動錯体、及び下記一般式(2)【化2】(上記一般式(2)において、R1 は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ニトロ基、水酸基、アミノ基又はハロゲン原子等で置換されていてもよく、R2 はメチル基及びエチル基からなる群より選択され、R3 は炭素数1〜10のアルキル基、該炭素数2〜10のアルケニル基及び炭素数6〜20のアリール基からなる群より選択され、該アリール基はアルキル基、ニトロ基、水酸基、アミノ基又はハロゲン原子等で置換されていてもよく、R1 及びR3 は、互いに結合して、それぞれが結合しているカルボニル基の炭素原子及びアミド基の窒素原子と共に環を形成していてもよい。)で表わされるN,N-ジ置換カルボン酸アミド化合物を主成分とする、ペルオキシダーゼ酵素量に依存して過酸化物により化学発光することを特徴とする化学発光試薬。
IPC (3件):
C09K 11/07 ,  C07D219/02 ,  G01N 21/78
FI (3件):
C09K 11/07 ,  C07D219/02 ,  G01N 21/78 C
Fターム (6件):
2G054AB03 ,  2G054AB10 ,  2G054CA28 ,  2G054CE01 ,  2G054EA01 ,  4C034BA07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
  • 特許第3792897号
  • 特許第3720988号
  • 化学発光試薬及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-039299   出願人:大日精化工業株式会社
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引用文献:
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