特許
J-GLOBAL ID:200903006281092115

ATM交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029545
公開番号(公開出願番号):特開平9-224033
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 ATM交換装置で、高速で動作することが要求されるコアスイッチの構成を簡単化しつつ高い精度の輻輳制御を行う。【解決手段】 伝送遅延が小さいATM交換装置内では、コアスイッチの構成を複雑化しないEFCIモードによる輻輳制御を行い、伝送遅延が大きいATM交換装置相互間では、精度の高いERモードによる輻輳制御を行う。【効果】 コアスイッチを高速化することができるとともに、ATM通信網全体では高い精度の輻輳制御を実現できる。
請求項(抜粋):
出力回線別の高速バッファと、入力セルの宛先別にこのバッファに入力セルを分配する手段とを有するコアスイッチ(SW)を備え、このコアスイッチの入力側に低速バッファを有する入力回線対応部(IT)が複数設けられ、このコアスイッチの出力側に低速バッファを有する出力回線対応部(OT)が複数設けられたATM交換装置において、前記入力回線対応部(IT)には、入力回線から到来するRMセルに送出速度指定情報(ER情報)を搭載してそのRMセルの発生元に向け折り返す手段と、一定数のセル通過毎に新しいRMセルを前記コアスイッチに向けて送出する手段とを備え、前記出力回線対応部(OT)には、コアスイッチから到来するRMセルに輻輳情報を搭載してそのRMセルの発生元に向け前記コアスイッチに折り返す手段と、一定セル通過毎に新しいRMセルを出力回線に送出する手段と、後段の入力回線対応部により折り返されたこのRMセルに搭載された送出速度指定情報(ER情報)にしたがって前記出力回線に送出するセルの速度を制御する手段とを備え、前記コアスイッチ(SW)には、通過するセルに前記高速バッファのキュー長に応じて輻輳の有無を示す情報(EFCI情報)を付加する手段を備え、前記出力回線対応部(OT)には、前記コアスイッチから到来するセルに付加された輻輳の有無を示す情報(EFCI情報)を演算して折り返すRMセルにその送出速度指定情報(ER情報)を搭載する手段を備え、前記入力回線対応部(IT)では前記出力回線対応部から折り返されたRMセルに搭載された送出速度指定情報(ER情報)にしたがって前記コアスイッチに送出するセルの速度を制御する手段を備えたことを特徴とするATM交換装置。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00

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