特許
J-GLOBAL ID:200903006285181406

全熱交換器及び加湿装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小野 由己男 ,  加藤 秀忠 ,  山下 託嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-061794
公開番号(公開出願番号):特開2006-010302
出願日: 2005年03月07日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 透湿膜の両側における水蒸気分圧差にかかわらず、水分移動を行うことができる全熱交換器及び加湿装置を提供する。【解決手段】 全熱交換器1は、屋内空気RAと屋外空気OAとの間で顕熱交換及び潜熱交換を行う全熱交換器であり、プロトン交換膜からなる固体電解質膜21と固体電解質膜21の両側に配置された正極22及び負極23とを有する全熱交換素子2を、正極22同士又は負極23同士が対向するように間隔を空けて複数配置することによって、屋内空気RA及び屋外空気OAがそれぞれ流れる複数の第1及び第2流路5、6が交互に形成されている。この全熱交換器1は、正極22と負極23との間に電圧を印加することにより生じる電気浸透現象を利用して、固体電解質膜21内の水分子を移動させることによって、第1流路5内を流れる屋内空気RAに含まれる水分を、第2流路6内を流れる屋外空気OAに付与することが可能である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
2つの空気流(RA、OA)の間で顕熱交換及び潜熱交換を行う全熱交換器であって、 イオン導電性物質からなる固体電解質膜(21)と前記固体電解質膜の両側に配置された正極(22)及び負極(23)とを有する全熱交換素子(2)を、前記正極同士又は前記負極同士が対向するように間隔を空けて複数配置することによって、前記2つの空気流がそれぞれ流れる複数の第1及び第2流路(5、6)が交互に形成されており、 前記正極と前記負極との間に電圧を印加することにより生じる電気浸透現象を利用して、前記固体電解質膜内の水分子を移動させることによって、前記第1流路内を流れる空気流に含まれる水分を、前記第2流路内を流れる空気流に付与することが可能である、 全熱交換器(1)。
IPC (5件):
F24F 6/02 ,  B01D 53/22 ,  B01D 53/26 ,  F24F 1/00 ,  F24F 3/147
FI (5件):
F24F6/02 Z ,  B01D53/22 ,  B01D53/26 Z ,  F24F1/00 431A ,  F24F3/147
Fターム (17件):
3L053BC10 ,  3L055BA10 ,  4D006GA41 ,  4D006HA41 ,  4D006JA71 ,  4D006KB01 ,  4D006MA03 ,  4D006MA13 ,  4D006MB07 ,  4D006MB14 ,  4D006MC01 ,  4D006MC79 ,  4D006PA10 ,  4D006PB17 ,  4D006PC72 ,  4D052AA08 ,  4D052EA06
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る